第25章 クリスマスの相手
みゆき 「あ、よろしく。西宮 みゆきです。」
ルイ 「・・・。」
・・・・無視かよ!!
結さんや雅さんは、重い空気を察したのか、それぞれに挨拶をする。
私もそれぞれに挨拶を返したところでカナコが
思い出したように言った。
カナコ 「あ、あー。あのね、ルイは、スゴ~~~~く人見知りなんだよね~」
ルイ 「・・・紛らわしい言い方すんな。ただ単に喋んのが嫌いなだけだ」
カナコ 「はいはい、あっ、じゃあさみゆき。明菜に服着替えさせてやってくんない?汗かいてるし汚いし」
私が『ヘ?』と聞き返すより早く、
「きききき着替えッッ!?」
と反応するものがいた。