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君の隣で

第13章 ビデオテープ


「アリシア、いいかいよく聞いてくれ。この包みの中には俺の証言を収めたテープや、証拠の品が入っている。
このコロニーが核ミサイルの目標になった訳を知る限りしゃべった。もし俺が死んだら、これを警察に届けてくれ。大人が本当だと信じてくれたら、このコロニーは救われると思う。俺が直接警察に自首しようかとも思ったんだが…何て言うか、そうするのは逃げるみたいに思えて…ここで戦うのを止めると自分が自分でなくなるような…。連邦が憎いとか、隊長たちの敵を討ちたいとか言うんじゃないんだ。うまく言えないけど、あいつと…ガンダムと戦ってみたくなったんだ。俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよく分からない。アリシア、俺は多分死ぬだろうが、そのことで連邦軍の兵士や、ガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって、俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分のことを責めたりしないでくれ。これは俺の…最後の頼みだ。もし運良く生き延びて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る…約束だ!…これでお別れだ。じゃあな、アリシア。元気で暮らせよ。クリスによろしくな。」
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