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禁断×ヴァンパイア

第3章 夜のこと 少年とメイド


ルナと呼ばれたメイドは背中から刀を取り出し、それを一気にに上へ振り上げた

ガキンッ

と、いう音とともに、お兄ちゃんから発した気迫が遠くへ跳ね飛ばされ、

僕はなんとか体制を直せた


リタ「っ」

小枝で足を切って…


ヨル「…! リタ…!!」


リタ「いた…、ん?あ!!」

目の前には兄が…
どうして?すごい速さで?!

ガシッ ヒョイッ

リタ「…ふぇ??」


ダンッ


リタ「え?!とんで…」


ヨル「黙って」

チュッ

リタ「ん?!ふ…」


突然のキス
それは少し荒くてまるで感情全部
ぶつけられるような…
でもどこか優しかった


リタ「…ぷはっ、は、はぁ…」



ーそのころ少年とメイドは…


?「…ふ、はははっ…面白くなりそぉ…そうだよな??…『リタ』」

ルナ「マスター、獲物を逃してしまいました。」

?「大丈夫だよ、ルナ…ありがとう 後で手入れをしようね」



…ストッ

リタ達が降りたのは森から少し離れた小さな小屋


ヨル「…」

リタ「…」


ん?お兄ちゃん手の傷治って…??


ヨル「…今夜は雨が降りそうだ」


あ、言われてみれば少し曇ってきてる


ヨル「足の怪我は?」

リタ「……小枝で切って…」

…気まづい


グイッ

リタ「わっ」


トサッ

ヨル「…」


お兄ちゃん、え、ふぇぇ?!
なんで僕お兄ちゃんに押し倒されてるの?!


リタ「あ、えと…えっ?!」


靴下を脱がされ、傷口を優しくなでている

リタ「…んっ」

その手つきが妙にやらしくて

感じてしまう


お兄ちゃん、なにをしようとしているの??


4章へ続く



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