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歪曲story

第1章 prologue


世の中には、不思議な事など道端の小石のように転がっている。
 ポルターガイスト、髪の伸びる人形…etc
 まあ、どれもこれも真実は謎だったりする。
 ただ、この小石たちの怖い所は、それぞれが人間を自身の中へ引き込むために、人間を魅了する力を持っている事だ。
 怖いのにもかかわらず、霊が出ると言う廃墟に行く事が、その大々的な事だろう。
 人間は不思議な生き物だ。
 この世の生態系の頂点に立っているという事を当たり前のように思い、疑わない。
 そして、何より不思議なのは、動物と違いそれぞれが別の顔をし、それぞれが別の人格を持っているという事だ。
 『同じ人間は存在しない』と良く言う。
 しかし、一方で『世の中には同じ顔をした人間が三人いる』ともいう。
どちらも同じ、『人間』という種族が語りだしたものなのだが、どうしてこうも矛盾を疑わずにいられるのか。
 更には、その『同じ顔をした人間』に会ったら、魂を吸い取られるという噂まで出回っている。(属に、ドッペルゲンガーと呼ばれている)
 ………話がずれてしまったね。
 う~ん…何処からずれたんだっけ…。思い出せない…。
 ……え?あ、ああ。話を進めろって?はは、せっかちだね。
 じゃあ、話を元に戻そうか。
 ここまで、長々と都市伝説やら、世の中の不思議な事やらの話をしてきたけれど、君達の身近にもあるって知ってた?
 う~ん…例えば…ああ!良い話が合ったよ。
 君はさあ、『首なしライダー』って知ってる?いやなに、今池袋で話題になってる、『生きた都市伝説』みたいな奴なんだけどさ。
 あとは~…あっ!これもまた、池袋での生きた都市伝説なんだけどさ。





















 『無敵のホワイトハッカー』って………知ってる?
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