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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第4章 壁に耳あり/沖田


『お仕事ご苦労さま』

想い人を前にした私は笑顔いっぱいに茶を差し出した。

最近仕事が忙しいとかで中々会えなかったから、こうやって顔が見れただけでも凄く嬉しいのだ。

「いつ飲んでも旨ェな」

彼は私の淹れた茶が好きらしい。

店を訪れた時も、
プライベートで会った時も、

茶を淹れてあげると必ず褒めてくれる。

『へへ……ありがとう』

世間ではドSだとか鬼畜だとか。

色んな噂を立てられてる総悟だけど、私はそんな風に感じた事は“あまり”無い。

「ちょっとこっち来い」

『え、何で?』

「いいから」

強引な総悟に促されて隣に腰を下ろすと、いきなり身体を抱き締められた。
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