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進学校の落ちこぼれ女子

第7章 好き


勉強を始めて一時間後ぐらい。

「ちょっと休憩しよっか。さやかちゃん疲れてるでしょ?」

山本くんに声をかけられる。

「え…わたし疲れて見える? ごめんね、せっかく来てくれたのに」

私がそう言うと、彼は優しく微笑む。

「ううん。そんなの気にしなくていいよ。さやかちゃん頑張ってるから…えらいね」

そう言って、彼が私の頭をなでなでする。

「えへへ…ほめられた。うれしい」

私は彼の胸に軽く顔をうずめる。コロコロ甘える。

「チューしたい」

私は彼におねだりする。

「うん」

彼が私の頬をそっと撫でる。

私は彼の顔を見上げる。

彼が優しく微笑んで、私の唇に優しくキスする。

「さやかちゃん…。さやかちゃんの全身なでなでしてあげたいんだけど…どう思う?」

「えー…どう思うって何それ」

私はちょっと笑う。

「だってさやかちゃん疲れてるし、ここさやかちゃん家だし…」

そんなこと気にしてくれるんだ。優しいね。

「んー…して欲し…」

すごく恥ずかしいけど思い切って言う。

「うん」

彼が再び私の唇にキスする。

彼の舌が入ってくる。

あん…気持ちいい山本くんの舌…

はぁはぁ…

「あっち行っていい?」

彼がベッドを指差す。

「うん」

私は頷く。
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