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進学校の落ちこぼれ女子

第3章 帰ろっか


「ハリポタ好きならこういうの好きじゃないかなと思って持ってきた。読んでみる?」

朝、教室に着いて、自分の席についたら山本くんに早速話しかけられた。

持ってきてくれたのはラノベ。

私の好きそうなの探してくれたのかな。

「これって魔法出てくるの?」

私は山本くんに質問する。

「出てくる、出てくる。超ヤバイのが出てくる。モンスターも」

山本くんが嬉しそうに答える。

「へー。読んでみよう。楽しみ」



その日から休み時間は山本くんが貸してくれるラノベを読んだり、山本くんとおしゃべりしたりして過ごした。

私は教室で話し相手が出来て、教室に居場所が出来た気がした。

お弁当も一緒に食べた。たまに屋上に行って食べたりもした。

屋上で初めてお弁当を食べたとき、山本くんは「リア充! リア充!」って大喜びしてた。

山本くんって頭いいはずなんだけど、時々すごくバカっぽくて、すごく可愛い。

放課後は生徒会の用事のない時は、山本くんの部屋で勉強した。

生徒会の用事がある時も、私は図書室で勉強しながら待って、駅まで一緒に帰った。

考えてみたら一日山本くんとばかり過ごしてる。

私はこんなふうに彼氏とばかり一緒にいる女の子って恥ずかしいなって思ってたことあった。

でも今は私、他に友達もいないし、女友達とだったらこんなに一日中一緒にいたって全然普通だし、何より山本くんとは自然に一緒にいられるから、そんなことは気にならなくなった。

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