第3章 1夏の思い出【黒尾 鉄朗】
黒尾
「別にお前のこと襲わねーから期待すんな」ニコ
葵
「なっ!期待してないっ!!
バーかっ」
ーーーーーボコッーーーーー
脇腹に一発、おみまい
―次の日ー
クロに連れだされてやってきたのは
葵
「ね…こ、カフェ?」
黒尾
「好きだろ?ネコ」
葵
「や、クロがでしょ」笑
とりあえず、中に入る
葵
「クロってさ、頼りになるよね」
黒尾
「は?何いきなり
ネコに囲まれて頭おかしくなってねーか?」
葵
「ネコに囲まれて頭おかしくなるの、クロじゃん!」
クロの顔、真っ赤だ
耳まで赤いしww
かわいいな〜
葵
「ずっとこのままだったらいいのにーーー」
あ、つい思ってた事が口にーー
黒尾
「……俺もそう思う
葵がさ、引っ越すって聞いて俺、かなりショック受けた
で、気づいたんだ
俺は、お前が好きだ」