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黒子のバスケ 打ちきり

第1章 君の知らない物語



それから数日後。

東京で亜衣の葬儀があった。

緑「篠原・・・まさかオマエが居なくなってしまうとはな・・・」

黄「亜衣っち・・・」

黒「亜衣さん・・・」

紫「・・・」

青「・・・亜衣・・・」

赤司以外の皆は俯きながら亜衣のことを考えていた。

桃「っ・・・亜衣ちゃん・・・亜衣ちゃん・・・っ!」

桃井は泣き崩れていた。

赤「・・・亜衣・・・」

赤司はどこか嬉しそうで寂しそうに棺桶の中で眠る亜衣をみていた。

「言うのが遅くなってしまったが・・・好きだ亜衣・・・。」

赤司はもう二度と動く事のない愛しい人を見つめながら語りかけた。

?「あの・・・もしかして貴方・・・赤司くん?」

赤「はい、そうですが?」

亜衣母「初めまして、私は亜衣の母の篠原貴子です」

赤「初めまして。それで、僕になにかご用ですか?」

亜衣母「ええ、亜衣の遺品を整理していたらこのような物が出てきて・・・」

赤「・・・手紙・・・ですか?」

亜衣母「はい、宛先がなかったので中身を読ませてもらったら貴方宛だとわかったので・・・渡しておきますね」

赤「わざわざありがとうございます」

赤司は手紙を受け取り読んだ。
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