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余話余談。ーNARUTOー



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角都

…釜爺の仲間みたいな呼び方をしても俺は反応しないぞ。

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イタチ

ビックリするくらいちゃんと反応してるじゃないか。言っていることとやっていることが違う…。これが年寄り特有の偏屈と言うわけか。
可愛いものだな、角爺。

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角都

お前はアレか。俺が嫌いなのか?いや、お前が俺をどう思っていようと俺はお前が嫌いだがそれは兎も角、何故そうお前は俺の厭がるツボというツボを突きながら話しかけて来るんだ。気持ち悪い。

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イタチ

俺が角爺を嫌っているだと?
まさか。
俺はこう見えて子供と年寄りが大好きだ。そんな俺がヨイヨイのお前を嫌う筈がないだろう?

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角都

誰がヨイヨイか。不愉快な奴め。
嫌われていないとなるとますます気持ち悪い。どういうつもりで俺を不快にするのか。気分が悪いぞ。

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イタチ

何?気分が悪い?いよいよか!?いよいよ死にそうなのか!?いかん。すぐ養老院へ行くぞ。
いや、デイサービスか!?訪問入浴カーか!?
兎にも角にも、さあ、先ずは俺に負ぶさるんだ、角爺!

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角都

……間違いだらけだ、イタチ。
間違いだらけというより、間違い以外の何物も見当たらないと言っていい。訪問入浴カー?馬鹿か、お前は。全部駄目だ。

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イタチ

年寄りが若者に負ぶさるのは間違いではない。恥ずかしがるな、角爺。

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角都

イタチ。
間違いはそこだけじゃない。わかってるか?
大体若者が年寄りより元気で先が長いとは限らん。実際俺は今すぐイタチというお前の生を終わらせたくて仕方ないのだがどうだ?この望み叶えてくれるか?

180

イタチ

断る。
年寄りの図々しい我が儘に付き合うとキリがない。

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