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余話余談。ーNARUTOー



131

角都

無茶ぶりって酷いな、お前……。
間違ったのは鬼鮫ではなく、奴に浪漫を求めたお前だぞ。鬼鮫に謝れ。
今の俺は誰が相手であろうとお前から庇ってやりたい気持ちでいっぱいだ。

…父性愛の目覚めか、これは。

132

イタチ

角都の父性愛か。
…厭なものだな。じわじわ来る厭さだ。

133

角都

…もしかしてお前は俺に延々と喧嘩を売っているのか?

134

イタチ

はぁ。詰まらない。
何か面白いことはないものか。

135

角都

お前、話し相手など要らんのじゃないか?
そこまで人の話をスルーするなら物陰で独り言でも言っていろ。話を聞けとは言わんから人に迷惑をかけるな。

136

イタチ

馬鹿を言うな。言われるまでもなく話はちゃんと聞いてはいる。俺の耳は働き者だ。

137

角都

そして頭は怠け者か。
聞いているのにそのザマということは、人の話を何か音がするとか誰か何か話してるようだが内容がサッパリわからないとか、その程度の認識でとらえているということだな?心霊現象か、俺は。

138

イタチ

…上手いことを言うな。心霊現象か。成る程…。

139

角都

否定しろ。如何な長老でも流石にまだ死んでないぞ。

140

イタチ

否定したら再発見への道先案内人になってくれるか?

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