黒執事 Blood and a doll 過去編突入
こんばんは、お嬢様方。案内役は、お馴染クライヴ・バロンで御座います。
ついに明かされる、姫様の過去。右も左もその瞳に映るものは、闇ばかり。悪魔に魅入られた者の末路とでも……言うのしょうか?
姫様とセバスチャンさんが、どうやって出会ったのかが明らかとなります。
お嬢様は、忘れてしまいたい過去の一つや二つ……ありますか? 私ですか? いいえ、私は悪魔ですので……忘れたい過去など一つもありませんよ。
膨大な時間を生きている私達悪魔に、覚えていられるほどの思い出もありませんしね。
でも、もしずっと覚えていられるのなら……貴女と過ごした時間だけは、忘れたくないものですね。
少々臭いことを言ってしまいましたね、申し訳ありません。
過去は囚われるものにあらず。前を向いて、受け入れていくことできっと今より素敵なお嬢様になれるでしょう。
忘れようとするのではなく、ありのままを……受け入れる強さを。
最新話「鮮明」
血の過去を、今、貴女に。
[作成日] 2014-09-25
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