お詫び
普段創作をしている渚として書かせていただきます。
更新、しばらく滞ります。
実は一月前くらいから、二次創作の原稿の督促メッセージをいただいておりまして、かなりストレスを感じていました。
ぼくは、一次創作でCDのジャケ絵を書いたり、曲を書いたり、舞台音楽の作曲をしたりしています。小さなハコでライヴもしています。デビューには程遠いですが、担当さんも着いてくださって、漫画も描いています。イラストの有償依頼もあります。所謂マルチクリエイターです。
お金をいただいて、一から作り出している物と、人が作った世界観を拝借して手を加え、それを読んでいただいているのとでは、全く違います。
ぼくの二次創作品を読んでいただけているのは、単に原作が素晴らしい物であったから、説明不足や、ある程度の手抜きを、読者の皆さんが補完してくださっているからだと考えています。決してぼくの実力ではありません。
はっきり言って、仕事と二次創作の間には大きな壁があります。不器用なぼくは、両方を同じ熱量で仕上げることは出来ません。更新頻度もまた然りです。
加えて、別所でちょっと表現のお話をしたのですが、この作品では出来るだけ言葉を簡素にし、読みやすい物を、と考えていました。その結果、本来ぼくが「趣味として楽しく書ける文章」とは、程遠いものになってしまっていた事に気付かされました。
仕事と趣味の境界が無くなってしまう事は、即ち息抜きをする機会を奪われてしまう事でもあり、真綿で首を絞められる様に、徐々に、徐々に苦しくなっていた事に気が付きました。
仕事と同じ心意気で作品を仕上げる事が、今のぼくには出来ません。
二次創作は趣味であるという認識をしていた、ぼくの甘さに原因があるのですが、此処にいる他の作家さんの様に、全力で、直向きに書く事が出来ません。これまでも出来ていませんでした。
無知なまま、息抜き程度の気持ちで二次創作に手を出してしまった事を、深くお詫び申し上げます。
未完のまま放置する事ほど恥ずかしい事は無いので、必ず仕上げますが、少し馬鹿な頭を整理するお時間をください。
[作成日] 2021-06-07
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