烏養元監督夢を更新しました

まさかの元監督です。私はこの人が大好きです。

男前で、かっこ良くないですか？

烏養一繋という名前が既に格好いい。素敵。

今回は日向と影山も出しゃばってるので、ほっこりしていただければ幸いです。


以下SS↓


一緒にいようね/×孤爪研磨


「今日も、頑張れ」

　研磨は毎朝、じぶんに話しかける。

　真っ白な体に赤いワンポイントライン。

　彼はじぶんをいつものスポーツバッグに押し込んで、行ってきますと玄関を出た。


　途中でクロの声がしたから、きっと道中に出会ったのだろう。
　じぶんは、早く部活の時間が来ないかなぁ、とバッグの暗い中で思う。

　研磨は直ぐにじぶんの紐を結ぶのを面倒臭がるから、いけない。

　じぶんがいくら言ったって聞きやしない！

　転んで怪我をするのは研磨なのにね、と彼の真っ赤なウェアくんに話しかけた。

　ウェアくんはとてもクールだから、あまり返事を返してくれない。

　あーあ、早く部活がしたいなぁ。



　研磨の足がじぶんのなかにストンと入ってくると、じぶんのワクワクは最高潮だ。

　研磨はあまり走り回らないから、じぶんとの付き合いも長い。

　じぶんの底があまり減らないからだ。


　スポーツ選手として、それは誇れることではないのかもしれないけれど、クロはそれでいいんだって言っていた。

　じぶんは研磨のことをわかってくれるクロが好きだ。


　研磨と一緒にいられて、じぶんは幸せだ。

　研磨が歩き出すと、次はどんな攻撃を使うのかとワクワクする。

　そんな時にはクールなウェアくんも楽しそうにはためいている！


　ねぇ、研磨、じぶんも沢山頑張るからさ、早くあの元気のいい男の子と戦えるといいね。

　じぶんのことを真っ先に見つけてくれた、あのオレンジ頭の男の子と、さ！



fin.


研磨は現代っ子だけど物を大事にしてくれそうだなって。