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銀魂-雪月花- 第90章終了後の余談(ネタバレ含む)

いつもご愛読頂き、有難うございます♪

先日完結した惚れ薬編
近々おまけの方できちんとあとがき掲載予定ですが、このニュースにて軽くあとがきを。


今回の惚れ薬編では、自分の描きたいシーンを色んな側面で描けたかなと思っています。


まず始めに。。
桂ファンの方、桂との夢希望の方、こんな形にしてしまってすいまっせんんんん!!

本来、夢ネタとしては桂を葵咲に惚れさせるべきなのでしょうが
物語の展開として違った風を吹かせたいなぁという想いもあり、逆にしました。
年頃の女の子の恋心を描きたいなーと思いまして。

そんな葵咲の恋。
叶えてやりたい気持ちもあったのですが、実らないのもまた恋だなぁと。
甘酸っぱい経験、苦い想い、それらも含めて恋だなぁと。
それを描きたいなという想いが強く、今回の結末に至りました。

そういう経験を経て、人は強くなるし、他人の心の傷みを知っていく。
失敗は成功の元、ではないけれど、そういう経験があるからこそ、人はどんどん成長していく。
そんな成長を描きたくて出来上がったお話でした。


また、一郎兵衛も一つ成長をした回です。

自分の非を認めて、誠意を持って謝る事って口で言うより案外難しい事です。
相手に嫌われたくないだとか、自分の保身だとか色んな事が頭を過ぎってしまって
相手から理解を得ようと、少しでも自分の罪を軽くしようとして
理由や言い訳を述べたくなってしまう事が多いと思います。
けれど、カッコ悪くても、泥臭くても。ただただ謝罪の一言を誠意を持って述べる、伝える
その方がストレートに相手に届くものではないかと思います。

あと、雨に打たれながら泣きじゃくる葵咲を見て傘とフォローを銀時に託すシーン。
実は個人的にはあのシーン凄く好きだったりします。笑

彼が立ち去る前に銀時が彼にフォローを促してますが
もしここで、一郎兵衛がしれっと葵咲の元に足を運ぼうとしたなら
恐らく銀時は彼を殴ってたんじゃないでしょうか。
勿論、責任感じながら彼本人も辛そうにフォローに回ったなら殴りはしないと思いますが
今までのチャラっとした態度だったら殴ってると思います。

そんな風にキャラクター達の動きを想像出来るというか
それぞれキャラ達が生きていて、意志を持って動いてくれているというか。
自分の中で雪月花がとても浸透してきているのを実感した回でもありました。
[作成日]2021-03-07
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