短編第二弾
もし、煉獄さんが夢主を継子にしていたら、でした。
原作の大筋の流れを変えないという主義ですので、どうしても彼の死は避ける事が出来ず、あのタイミングで「最愛の人」を喪っていたら、夢主は戦闘人形になっていたと思います。
実際、本編でも、彼女が師範⋯⋯冨岡さん以外の人間に目を向け始めたのは、お館様に能力を認められて、立場が変わってからです。甲や、柱という「立場」を与えられた事により、思考が柔軟になりました。
他に考えているのは、伊黒さん、宇髄さん、悲鳴嶼さんVerです。
時系列的に、甘露寺さん、胡蝶「しのぶ」さんが継子を取るのは無理がありそうです。両者共に、三年前の時点では柱になりたてで、余裕が無かったと思います。呼吸の適性も合っていなかったので。
時透君は、そもそも柱になったのが、三年前の秋以降です。11歳の夏に鬼に襲われています。とてもじゃないですが、自分より四歳年上の女性の面倒を見る余裕は無かったと思います。ちょっと想像が難しい⋯⋯。
一際の設定を無視するなら、その場で継子にしたであろう柱は、胡蝶姉妹、煉獄さん、宇髄さん、悲鳴嶼さん。
他者に意見を求めただろうキャラは、甘露寺さん、不死川さん、冨岡さん、伊黒さん。
却下したのは、時透さんかな⋯⋯。
次話から、また本編に戻ります。
[作成日] 2021-01-24
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