小さい頃、気づけば急に目の前に現れた、毛が短くて巨大なヤツに吠えられてから犬が嫌いだった。
けど今、俺を見つければ笑顔で尻尾振って飛んで来やがる、小さくてふんわりした犬みたいなお前が愛おしい。
来年も再来年も、ずっとこの先も、側にいてくんねぇか?
『PRETTY DOG』
【黒子のバスケ/火神大我】
朝、火神ははっと慌てて目が醒めた。
いつも鳴るはずの目覚ましが鳴らない。
起き上がり辺りを見回せば、枕元には綺麗に畳まれた彼女のパジャマ上下と火神のハーパン。
全て裸で愛し合う前に互いが身に着けていたものだが、彼のTシャツだけが見当たらない。
朝起きるといつも腕の中にいるはずの温もりが、いない。
代わりに、遠くから懐かしい匂いが鼻に舞い込んでくる。
ベッドを軋ませ起き上がり味噌汁の匂いに誘われてみれば、愛おしい人がぶかぶかのTシャツ1枚で、キッチンに立っている。
「あ、おはよ!」
そしていつもの飛び切りの笑顔。
その姿にほっとして、慌てたはずの心が落ち着いていく。
俺はコイツがいないと、駄目みたいだ。
「…慣れねぇことしてんじゃねぇよ」
「だって、今日は大我のお誕生日だよ?」
つづく
✳︎✳︎✳︎
中途半端ですみませぬです。
完成しませんでしたが、せめてもの私の気持ちを。
執筆開始から15分と、リミットを決めてここまで♡
8月2日、朝のこと。
アプリ「黒クロ」のおかげでその日がかがみんの誕生日だと知りました。
正直、忙しい毎日を送っていて平日のログインは難しいのですが、
どうしても、どうしても、黒子のバスケ、光の主人公のお誕生日をお祝いしたかった!!
やはりお祝いは小説で…と、日中から隙あらば妄想を繰り広げ胸をワクワクさせていました。
のに
帰宅したら仮眠のつもりがソファでガチ寝→誕生日が過ぎている
ちーん
…コホン
改めまして、かがみんハッピーバースデー!
黒子くんとあなたに、作中でどれだけ多くの人が救われたことか!
そして私たちファンにどれだけ興奮と感動を与えたことか!
簡単な仕上がりになるかと思いますが、お話の続きは何かしらの作品で書き上げまする(・ω・)ノ
はぁ、ステキな1年が彼に訪れますように!
日記へのコメント
http://dream-novel.jp