作者プロフィール
日記
とある鬱虚空少女      


温かいと熱いをさまよう放射線状の雨。時にビクッと体が反応す

るの、例えば冷凍庫の中から今まさに出した氷のその温度に似て

いるわ、それね。(『な』? チャラい···かも··)


それに気づかぬフリをして、のど飴が必要なのに私は喉に力を入

れる。     アァ、気持ちいい····


覚えたての音楽を自分の体から発する。それは1日のストレスを

発散することでしょう? 

そう思う自分を、斜め上のアングルで描かれた。

快楽を求める脳の中で。


ーーーまた、私(仮決定)は漫画の可愛らしい、あのいつまでたって

も線で作られたヒロインを夢見ているの·····か

そう半信半疑な自分の、何よりも(た、多分····)甘い妄想画に

あうようにまぶたを落とし、自分の睫毛が見える視界で

·····あ、


私は音を止める。

また、肩に力が······

ストン、と肩を落とす。 こうすれば、前気持ちが楽になった。

あ、今自分っぽかったな······

熱気がムンムンと、頭痛へと誘う。

くるぉっ···、みたいな音を喉が出す。なんて悲痛。

悲痛の意味よくわかんないけど、ニュアンス的にこうかな、と。


ーーホラホラ、ハヤクオンガクヲハッシナサイヨ、ネ、ネ、ネ、ネ、ネ、ネェ!!


今の私じゃない私が踊る。ねだる。

私の肩は、無意識に上がる。そうして今の私じゃない私に問う。


ーーー違う!!!! コレは音楽じゃない!!! あの人が伝えたかった!!

   伝えたかったのは違う!!!楽しむのはいいけど、音楽じゃな

   い!!!  ただ、ただ、望む自分を掴む··ッ?いや、入る

   為には、自分に寄り添う、似たような···ッ嫌!!!


似たようなじゃなくて、自分のぉぉッ!(ビックリマークを溶かさな                  きゃ、また肩が上がって
                  ·······)

私の口は、お涙頂戴の曲の音を出す。




泣いている。 私が。 ため息をつく。 私が。私が···?



ーーホラッ、ソコカスレサセテ、ナイテイルヨウニ!!アアキモチイイキモチイイキモチイイデショ!??



肩に力がある。


あの人の言う通り、力を抜く。 抜いた。

すっっごく違和感。 抜いているのに、抜ききれていない。

そんな感じがしてならない。

息苦しい。  音楽じゃない音に解放を求める。

そんなただの紙ひたいな曲、わざと感情ぶちまけても、

頭上に放射状の雨を流れさせても、大声出しても、

気持ちよくない。



自分にちゃんと溶け込みたい。

遠回りだってちゃんとしたかった。

明るい色と暗い色は明るい色を選ぶ。昔は違和感無かった。

今はそうじゃない。

ーーワタシッタラコッチノホウガイイニキマッテルデショ!!クライイロナンカ、キライニナルデショ!!!









愛す勇気を、愛される喜びを、 私は欲しかったし欲しい。

ーーココデアマエロ。 アマエタインダロ?

紙の様な快楽に、無理矢理入るーーーーーーーーーーーー。





















すみません···。長かったです。

フィクションなのですが、なんとなく書いてみたかったので

書いてみました。  最後まで見てくださった方、ありがとう

ございました。









[関連ジャンル] 完全創作  [作成日] 2016-03-27 18:11:06

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