作者プロフィール
日記
名も知らぬ感情《カカシside》

どうも。Hizukiです。

ふっ、と思い立って、別視点のものを描いてみたくなったので、勢いで描きました。


ちょー、気まぐれで描いたので、意味不明です笑。
許してちょんっ。


・・・・・・ふざけましたごめんなさい。

あー、テンションがおかしい。
誰か助けて。


ではどーぞ。


Hizuki


********




カカシside



俺は、大事な仲間を、なくした。

俺が、殺した。


先に逝ってしまった仲間ーーオビトに、合わせる顔がない。


もう、なにもかもがどうでも良くて。
何に対してもやる気がわかない。

罪悪感でいっぱいで、何で俺は生きているのかと、何度も思った。



———



そんな俺は時々、きまぐれで団子屋に行く。

特に意味はない。いって、団子食べて、帰る。
それだけ。



その日もそうだった。
いつもと同じ、に、なるはずだった。




俺はそこで少女に出会った。

見かけは幼い。
まだアカデミーにも入っていないだろう。
片手に団子の入った袋をぶら下げて、笑顔で俺に話しかけてきた。



最初の印象は、見かけによらないな、だった。

幼い外見から出る、気を遣った発言は、なんとも不釣り合い。
一瞬本当にこいつは幼いのか、と疑った。






それから少し話をしたが、こいつには驚かされっぱなしだった。

しっかりした言葉使い。
騒ぎ立てることのない、落ち着いた佇まい。
難しい言葉でも、平気で理解する知能。

まるで同年代か、それ以上の奴を相手にしているようでおかしかった。





そんな少女は、何故か、オビトを思い出させた。




顔も、体も、ましてや性別さえも違う。
話し方も、声も、言葉も。
なにもかもが、違うのに。

何故か、オビトを思い出させる、少女。


うちは一族だからか。
と思いもした。

しかしそれは瞬間的に否定される。

今まで何度もオビト以外のうちは一族の人にあったが、こんなにも強く、オビトを思い出させることはなかった。




そんな少女のそばは居心地が良かった。
会話がそんなにあったわけでもないし、長い時間一緒に居たわけでもない。

何が俺にそう思わせるのか。

いくら考えても、答えは出なかった。




だからか。
帰る、といって去った少女を、思わず追いかけて、家まで送っていったのは。

また会えるかと、約束を取り付けたのは。


答えのでない問いの。
俺の感情の。

答えを知るために。


彼女を、知るために。







奇妙な自分。
俺ははどこかオビトを思い出させる彼女によって、変えられた。


何故彼女なのか。

俺の感情なのに、俺にもわからない。
名もわからない、感情。



俺はきっとこの感情に振り回される。


そんな予感がした。






カカシside《了》

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2015-11-09 00:33:32

日記へのコメント

まだコメントはありません

スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp