どうも、お久しぶりです。
アリスです。

先日私が参加した企画の裏話でもしようかと思います。
小説のあとがきでも書いたのですが、文字数の関係上で話せなかったことも、書こうと思っています。

第一章:近藤勲【涙空】
最初、近藤さんは死ネタでした。【相思相殺】というタイトルでした。お互い想いあっていたけど、夢主が攘夷志士であったためにお互いに想いを伝えきれずに、最終的に夢主が死ぬ。というなんとも暗くて、なんとも後味の悪い物語でした。
そう思うと、今の【涙空】なんて失恋だけど、かわいいもんですよね笑彼は本当にギリギリまでなにも思いつかなかったのですが、ああいう形で追われてよかったです笑

第二章:及川徹【我儘鬼畜彼女】
及川さんも最初死ネタでした。短編集に投稿した【空の向こう側】がまさにそれです。なかなか好きな作品だっただけに、彼の話も考えるのに苦労しました。でも、最終的になんかかわいいのができてよかったと思っています。あんな風に女の子に遊ばれてる及川さんがかわいくてかわいくて……笑
あと、夢主がかわいいというメッセージが結構あって、嬉しかったです笑

第三章:神楽【おそらにまんかい】
この話は、原作にあるラジオ体操の話と番傘ではなく女の子が持っているかわいい傘を欲しがる話から生まれました。ゲロイン、なんて言われている神楽ですが本当はかわいくて優しい女の子なんだなって思わせられるようなエピソードを書こうと思い、ああいう話が生まれました。
ほっこりした、という意見をもらえてニヤリ、と笑いました(^^)

第四章:木兎光太郎【Rain】
圧倒的人気を獲得した作品ですね笑
片想いから両想いに発展する話を考え付いたときに「木兎さんしかいねえ!!」ってなった作品です笑女の子に告白されたらきっと流れで付き合ったりしちゃうんだろなと、個人的に思っています。
実はこの話は私の実話となっています。この話のように付き合ったりはしませんでしたが、夢主の心理描写はまんま私が抱いていた感情を書きました。ですので、共感された方は多いのではないでしょうか……?

第五章:縁下力【Umbrella】
この話は、私が一番気に入ってる話です。
人間臭さを出したい、そう思った時に真っ先に出てきたキャラが縁下さんでした。彼は一度バレーから逃げ出しました。だとしたら、前にも一度何かから逃げ出したのではないか?そう思いました。
「逃げ出す方がしんどい」この言葉に私は、彼はもう臆病者ではない、と思い最終的に自分が傷つけてしまった女の子と再会して、またやり直す。また一歩、踏み出す。この描写を書きたかったのです。彼らの今後は、皆様の想像にお任せします笑

第六章:花井梓【虹】
SSリレーでお題は「虹」
虹、と決まった時に、頭の中には大きく振りかぶってのエンディングテーマ「メダカが見た虹」が流れました。
そうしたときに、「ああ、これは花井梓だ」という勝手なイメージで思いつき、スラスラと書きました。彼もまた人間臭い一面を持っているので、非常に書きやすかったです。
「敵わない相手がいるけど、やるしかない」
読んだ後に「背中を押された」「勇気をもらった」とメッセージをいただいて嬉しくなりました。




合同企画の相合い傘。
読んでくださった皆様方、主催を務めてくださったmumu様、
本当にありがとうございます。
この合同企画を通して、少しでも皆様方に私の作品が目に触れたこと、嬉しく思っております。

最近日常が忙しくて、更新できてはいませんが
よろしくお願いいたします。

あ、ちなみにツイッターをやっているので、お気軽にフォローしてください笑

＠alice_dream819

よろしくお願いします!!

長々と失礼いたしました。
アリス