今日はルフィの誕生日!
本当はワンピース夢を書きたいのですが、なかなかあの世界に恋愛を絡めるのは難しくて、二の足を踏んでいます(汗)
でもでも。
大好きな船長の誕生日ときたら、これは祝わないわけにはいきません!
ゆっくりと執筆する時間は無かったので、仕事帰りにチマチマとスマホで書きました、ルフィ生誕祭SS。
ツイッターにあげてたのですが、せっかくなのでこちらにも載せておこうと思います♪( ´▽`)
ルフィ、お誕生日おめでとう!
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#ルフィ生誕祭2015
「おめでとう」
10段重ねのケーキが丸ごと胃袋に収まっているそのお腹は、まるで風船のよう。
「おー、ありがとな」
嬉しそうに、“ししし”と笑う君。
君の生まれた日を祝う宴は終わったというのに、珍しく起きてるのね。
私がそう言うと、今度は柔らかな笑みを日焼けした肌に浮かべる。
「まだ日付けは変わってねェ」
「うん」
「誕生日のうちはこいつらの寝顔を見てたいんだ、おれは」
酔いつぶれて、そこら中に転がっている仲間一人一人に向ける目は優しく。
「これが最高のプレゼントだからな」
船首に腰掛け、満天の星空を背に白い歯を見せる。
「だから、お前も早く寝ろ」
今夜、君は今日という日が終わるまで仲間の顔を見つめ、ともに冒険をする喜びを噛みしめるのだろう。
次の、また次の誕生日がくるまで。
そして、心に誓うのだろう。
仲間が一人も欠けることのないよう強くなる、と。
次の、また次の誕生日がくるまで。
「おやすみ」
こどものような君。
でも君のそばだから、私達は危険な海の上でも安心して眠ることができるの。
他の誰にも命を預けるつもりはない。
君だけ。
誕生日おめでとう、ルフィ。
私達の愛する船長。
Fin.
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