CDC企画主催の山口様、並びに参加者の皆様お疲れ様でした。そして素敵な物語をありがとうございます。順番に素晴らしい夢を見させていただいております。また、私めのほぼ自己満足なへっぽこチョコ夢を読んでくださったヴィーナス達に日本海溝より深い感謝を捧げます。
チョコ夢本編にあとがきをつけなかったので、こちらであとがきのような裏話(ネタバレとも言う)でもさせていただきたいと思います。
まずは『冬の贈り物』から。
実はギリギリまでもう一章ありました、この話。が、ギリギリになって削除しました。千鶴と平助君が、主人公から頼まれた太物を買いに行く話でした。ちなみに太物とは、木綿、麻などの反物のことです。絹織物である呉服と区別するためにそう呼ばれています。で、何故削除したのかというと、内容が「千鶴と平助のラブラブショッピングデート」になってしまったからです。別に問題なくね?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、裏設定として一応千鶴は土方ルートを進んでいることになっておりました。でないとザキさんに「その時」が来ないので。執筆中はさほど気にしていなかったのですが、読み返してみたら「これ平助ルートじゃん」と。オチに関わることなので、泣く泣く削除して、代わりに生まれたのが五章冒頭の「千鶴のお菓子争奪戦」でした。出番の無くなった平助と総司の救済策でしたが、思いのほかご好評をいただいたようです。結果オーライですね←
それから作中に登場するお菓子は実在します。こぼれ梅は寒梅粉を型に押し固めて作る干菓子です。懸想文は、某お菓子屋さんのチョコ餡最中の方が有名ですが、作中に登場したバージョンも実在します。ですがこの懸想文、幕末期に存在していたかどうかまでは調べられませんでした。仮に存在していたとしても、冬のお菓子ではない可能性の方が高いです。和菓子は季節感が命ですから。という訳で、このあたりちょっとだけ捏造が入ってます。
続きまして『今年最初の雪の花』ですが…
このタイトルは仮タイトルでした。が、公開する前にタイトル変更するのを忘れ、そのまま今に至るわけです。意外だと言われることもあるのですが、私ざっくりと大雑把になんとなくで生きているので、「あ、忘れてたテヘペロ」で終了しました。本人は真面目に不真面目に生きているつもりなんですよ、これでも←
ま、今にして思うと結構恥ずかしいタイトルをつけようとしていたのでこちらも結果オーライかなと。
そして一番大きな変更点。最初黒子っちには、スペシャルショーでメッセージが読まれた後、ミスディレってもらう予定でした。立ち上がっても見つけてもらえずミッキーとミニーに探されるという展開でした。プロットの段階では。でも執筆を始めたのが締め切りギリギリでそんな余裕が無くなったのでカットしました。実はこの話、第一稿をそのまま載せてます。誤字脱字のチェックだけで推敲無しの一発勝負で書いたものです。なのでグダグダ度当社比2000%です。にもかかわらず沢山の方が読んでくださって拍手までいただいてしまいました。皆様女神ですか。
…とまぁ、こんな感じで私めの作品はグダグダですが、他の参加作者様方は素晴らしい物語を紡いでおられます。もしまだ未読の方がいらっしゃいましたら、今すぐ「バレンタイン」でタグ検索してください。宝の山が現れます。勿体ないですよ、読まないのは。
さて、ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。近日中に連載作品の更新を再開致しますので、もし読んでやってもいいという女神様がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
本日はどうもありがとうございました。
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