修整のために読み返していたら、「はて?」と首を傾げるような箇所があったのでこの場を借りてちょっぴり解説を。
ネタバレ多大に含みます故、私の作品を読破後の観覧を推奨します。
まずリエーフがチョコを要求したことについて。
これは廊下でいちゃこらしてたモブカップルが持っていた雑誌が原因です。
主人公は気付きませんでしたが、雑誌はバレンタイン特集のお菓子の雑誌。
主人公が羨ましがったようにリエーフは「俺たちより仲良くない?良いなー」と、実は彼らを羨ましがっていたので、主人公にチョコを要求しました。
因みに、リエーフがチョコを要求したのは「仲の良い男女」としてです。「チョコ貰えるのは仲が良い証拠」くらいにしか思ってません。恋愛感情の自覚はなし。
次に教室で黄昏る主人公の所にいきなり来たリエーフについて。
リエーフは黒尾さんの言う通りめちゃめちゃフラストレーションたまっていました。
昨日までいちゃこらくっついてたのに突然避けられたので、実は天変地異くらいの衝撃を受けてます。
理由がわからず苛々悶々。聞こうと思って追いかけても逃げられ、苛悶。
バレンタインの当日も中々話せず、部活ではクッキー配られたけど他の部員たちと同じ扱い。ご褒美で要求したチョコも貰ってない。ますます苛悶。
様子を見に来た黒尾さんたちに「わかんねーならさっさと聞いてこい。ど直球がお前の専門だろーが」とケツを蹴られ、代表でクッキー受け取ってきた犬岡の「教室に居たよ」というアシストで、いきなり現れたというわけです。
これをリエーフ視点で書こうと思っていたのですが、時間の関係で断念しました。そのせいでこんな解説が必要になるという。ぐぬぬぬ。
因みにこの話には本編とおなじくらいのページ数が必要になる、黒尾さん率いる三年ズ+研磨や主人公の愉快な友人たちの奮闘が影にあったりするのですが、誰得すぎるので流石に止めておきます。
リエーフが気になって追いかけたら、教室で何やらゴソゴソおっぱじめちゃったリエーフのリエーフくん切り落とそうとする夜久さんと、もうちょい出歯亀したい黒尾さんの死闘とか。
仲直りしたら、うっかり盛り上がっちゃって一気に大人の階段登るかどうかを賭けて、あながち間違っていなかった友人たちの卑猥談義とか。
どうでも良いことですが、主人公の友人たちは、煽りまくっていた子が天方さん。リア充に妙に過剰反応して暴力的になっていたのが横澤さんと言います。本当ににどうでも良かった。
この物語は彼らのサポートありきです。本人たちだけでは一生くっつきません。
そして、主人公は自覚しましたが、リエーフの方は未だに無自覚。黒尾さんたちに引き摺られて行ったあと自覚を促されますが、「主人公がいればそれでいい」くらいで多分よくわかっていないと思います。
そして、またわけわからん感じにこじれる二人を「しちめんどくせぇ!!!」と言いながら全力サポートしにかかる面々。
この二人がくっつくまでの道のりはまだまだ長そうです。
ただし、くっついたらそれこそ迷惑バカップルで、大学で学生結婚とかして、子供ができようが年を取ろうが相変わらずなバカップル発揮してて、たまに遊びに来る彼らをくっつけた功労者たちに舌打ちされてる、というところまで妄想しました。
私は一組のカップル作ると、その二人の成り行きから結婚、家族計画に老後まで一通り妄想してから書き始める気持ち悪いやつです。
…………例のおまけに関してですが、もはや私に言うことは何もありません。
あえて言うなら、赤葦さんはあのあと木兎さんのケツを過剰に心配するようになり、「おい、赤葦と木兎ってもしかして……」と更なる誤解が生じることになります。
誤解の連鎖は止まらず、学校問わずに誤解のかけ算が生まれ、最終的に「高校男子バレーがヤバイ」と、とある指向を持つ主に女性のファンが続出してめでたしめでたし。良かったね!
なんだか色々とぐたぐたなブツでしたが、この妄想垂れ流しあとがきにまで目を通して下さってありがとうございました!
では、私はこれから皆さんのチョコ夢漁りに旅に出てきます!アデュー!
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