予告通り、バレンタインデー特別番外編です!
本編とは全く関係ありませんが、お楽しみいただければと思います!
設定・・・
サリナとアリババ君のお話です♪(すべてサリナside )
兄弟愛が感じられる作品にしたいなと思います!(和やか系?)
では、どうぞ!!
2月14日
西洋の方ではバレンタインデーと言われる日。
私はとある人に「チョコ」とやらを渡すために悪戦してる真っ最中です。
サリ 『ふぬぬ・・・。』
女a 「その調子ですよ!」
サリ 『これで・・・どうだああああああ!!!!!』
女a 「はい!これで完成ですよ♪」
サリ 『できた!!!!』
私は指を何回も切り、お湯で何度もやけどをし、やっと作り上げることのできたソレを高く掲げた。
サリ 『これでやっと兄さんに渡せます!無茶を聞いてくださり、ありがとうございました!((ニコッ』
料理人の方に深くお辞儀をし、私は厨房を駆け出す。
目指すは…。
あの人のところ!
サリ 『兄さん!』
鍛錬を終えたばかりの私の実の兄、アリババ・サルージャに駆け寄る。
アリ 「サリナ!!どうしたんだ?そんなにあわてて…。」
サリ 『兄さんに、これを…!』
私が差し出すのはきっと見たことがないであろう謎の茶色の物体。(私もつい最近見たからね。)
アリ 「なんだ…?それ…。」
怪しいものを見る目で私が手に持っているものを指さす。
サリ 『チョコです!』
アリ 「チョコ?」
サリ 『ハイ!西洋の方ではやっているお菓子です!なんでも、2月14日に自分の好きな人に渡すものでもあるらしいのです!』
アリ 「へぇ~!」
サリ 『兄さんにどうしても渡したかったのです!私の大好きな・・・アリババ兄さんに!((ニコッ』
アリ 「!・・・。ありがとうな、サリナ。俺も…お前のことが・・・その・・・大好きだからな////((ニカッ」
そういって兄さんは私の頭を撫でて、チョコを受け取ってくれました。
チュンチュン
?? 「ん゛・・・。((ガバッ」
差し込んでくる光と鳥のさえずりに俺は目が覚めた。
ミグ 『夢…か。』
幸せな世界。大好きな人に自分のすべてを話していられる世界。
ミグ 『いつか話せるときが来ればいい、なんて都合がよすぎだろうか。』
でも、そんな明るい未来を夢見ることぐらい…イイと思う。
そんなことを思いながら、私は再び眠りについた。
いかがでしたか?
もしも、ミグラがアリババの妹だと発覚したら…!みたいなノリで書いてみました。wですが結局は夢オチ・・・。
でも、ミグラもこんな風に幸せになれるといいなと思っています。それと、
サリナの口調に迷ったのですが、王宮の出なので敬語にしてみちゃいました!
楽しんでいただけましたか?
では、皆様にも幸せがおとずれますように。
ハッピーバレンタイン!
End. ーHaru-
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