Q00.自己紹介をお願いします。
ペンネーム:Nina
現在執筆中の作品:リヴァイ夢『Calmi Cuori Appassionati』
推しキャラ:リヴァイ(進撃の巨人)
座右の銘:一期一会
最近の悩み:胃腸が弱い
Q01.ある朝起きたら、貴女の目の前に「ルフィ」が逆トリップして来ました。何て声を掛ける?
猛烈な胃の痛みで眠りを妨げられること、日常茶飯事。
仕事がうまくいかずに周囲から追い詰められ、深酒に逃げる日々。
自分なりに努力しているのに、何故周りは理解も、評価もしてくれない?
胃液だけをトイレで吐き出した、午前5時。
寝室に戻ると、朝焼けが透けているカーテンの前に誰かが立っていた。
細いが、筋肉がしっかりとついた手足。
頭に被った、麦わら帽子。
こちらに背中を向けて立っているが、その顔を見ずとも分かる。
「ルフィ…」
彼はこちらを振り返ると、ニッと笑って真っ白な歯を見せた。
Q02.「ルフィ」が元の世界に帰れるまで一緒に過ごす事になった貴女。でも、貴女は仕事に行かなくてはいけません。行ってらっしゃいのキスを彼にお願いする?しない?
「なーなー、どこにいくんだよ?」
聞けば、仲間と宴をしている最中に、気づいたらこの世界に来ていたという。
自分が本棚に並んでいる漫画の主人公だと知ったら、どのような顔をするだろう。
「仕事。ルフィは外に出ると面倒な事になるから、部屋でおとなしくしててね」
「えー! 知らない島だから冒険してェのに」
恨めしそうにしているが、外に出たら大騒ぎになること間違い無しだろう。
玄関でパンプスを履いていると、私の横顔を見てポツリと呟いた。
「なんかお前、つらそうだな。行きたくねェなら、行かなけりゃいいのに」
そう出来るなら、とっくにそうしている。
苛立ちながら、ドアを乱暴に閉めた。
Q03.外に出掛けている間も彼の事が気になって仕方ない貴女。堪らず電話を掛けてみることに。「ルフィ」は留守番中に何をしていた?
家の電話の使い方は教えたはずなのに、出ない。
冒険に行ったな…やはり。
Q04.家に帰ると「ルフィ」が玄関で待っていました。その後、彼の取った行動とは?
「これやる!」
出されたのは、ケン◯ッキーのフライドチキンの山。
「お前、朝元気なかったろ。そういう時はな、肉を食えばいーんだ!」
「どうしたの、これ」
「安心しろ、宝払いだ!」
「宝ばらっ…」
明日、朝一で弁償しに行かねば…。
Q05.大好きな「ルフィ」と楽しい夕飯。あーんしてあげたい派?してもらいたい派?
結局フライドチキンを一人で平らげ、さらにものすごい勢いで十人前のトンカツを胃袋に収めていくルフィ。
「私のも…食べる?」
「いいのか?!」
と言った瞬間には首を伸ばし、箸で持っていた分にまで食いつく。
これは“あーん”に入るか…? いや、入らない。
Q06.待ってました、お風呂タイム。ここは敢えてフリーに答えて頂きましょう。さあ、どうする……?!
このままだと冷蔵庫の中まで食い尽くされる。
さっさと風呂に入れて、寝かしてしまおう。
「風呂? いいよ、入ったから」
「入ったっていつ?」
「一週間前」
「入れ!」
効かないとは分かっていても、ゲンコツを落とす。
「いってェなー」
痛いはずはないから、反射的にそう言ったのだろう。
しかし、ルフィは素直な性格らしく、テーブルに残っていた食べ物を全部飲み込んでから風呂場へ向かった。
「聞き分けはいいんだ」
いくつもの死線を乗り越えているが、まだ19歳。
やはり可愛いな、と思った。
高価なシャンプーをボトルごと湯船にぶち込まれ、泡風呂になっているという惨事を目にするまでは。
Q07.夜も更けて、いよいよお待ちかねのベッドタイムと云う時に無情な報せが。彼の世界から迎えがやって来たのです。さて、それは誰だった?
「お前ってさー」
風呂から上がり、まだ濡れている髪を犬のように振りながら、まん丸な目を向けてくる。
「酒ばっか飲んでるんだな」
確かに、家に帰ってからずっと缶ビールや酎ハイを飲んでいる。
「仕事を忘れられるからね」
「なんで忘れなきゃならねェんだ?」
「イヤなことばかりだから」
そう言うと、ルフィは怪訝そうな顔をした。
「好きなことをやりゃいいじゃねェか」
「仕事をしなきゃ生活できないでしょ。好きなことやってるだけじゃ、生きていけないの」
世の中、そんなに甘くはない。
どうせ漫画の世界の人間には分からないだろうが。
「お前…好きなことをやりたいのか、生きたいのか、どっちだ?」
その言葉に、心臓がドクンと音を立てる。
「おれは海賊王になる男だ。そのために死ぬんなら、別にいい」
ルフィの目は真剣だった。
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