こんばんはー!
ツイッターで蜂蜜さんからご指名ー
「お泊り妄想バトン」
指定キャラ【澤村 大地】
■旅館に一人旅に来た貴方。ところが宿の手違いで【澤村 大地】と同室に!なんて話そう?
私達は部屋の入り口の前で、苦笑いをする。
彼がぎこちなく部屋の扉を開けると、その部屋はとても素敵な部屋だったので、私はすぐに靴を脱ぎ、畳の上ではしゃいだ。
「…ふっ。ハハ!確かにはしゃいじゃうくらい素敵な部屋だなぁ…」
年下の彼にそんなことを言われて少し恥ずかしくなったが、私達は笑いあって、部屋からの風情ある景色を眺めたりした。
■中居さんが衝立を用意してくれたので結局同じ部屋で寝食事するコトになりました。晩御飯はなんだった?
「衝立って…」
私達は少し呆れながらも、何も無いよりはマシかな。なんて思いながら、部屋食をいただくことにした。
「お食事は…どう並べさせて頂けばよろしいでしょうか」
中居さんがそう言うと、大地くんは「あっ…もし、嫌じゃなければ、一緒に食べませんか?」と誘ってくれた。
私はもちろん!と答え、二人分のお食事を一つのテーブルに運んでいただき、向かい合わせに座った。
立派な懐石料理にお酒もすすみ、緊張が解けた私は、大地くんの事をたくさん質問した。
すると彼も私について質問をしたり、共通点があるとそれについて語り合い、あっという間に時間が過ぎてしまった。
■食後のお楽しみはやっぱり温泉!あなたが部屋に戻ると【澤村 大地】が浴衣を着てくつろいでいました。どうする?
「温泉気持ちよかったね」
私がそう声をかけると、衝立の奥の布団の上でくつろいでいた彼がこちらを振り返った。
そして、顔を真っ赤にさせてすぐにまたテレビの方に顔を向けてしまった。
さっきまで仲良く話をしていたのに…私は少し寂しくなってしまって、持ってきていたお菓子を持って彼の方の布団に行った。
私はお菓子を差し出して、一緒に食べよ?と言うと、大地くんは照れた顔で笑っていた。
■夜も遅くなりました。あまり眠たくないので衝立越しに貴方は【澤村 大地】と話していましたが、【澤村 大地】は寝てしまった様子。どうしますか?
「大地くん、寝ちゃったの…?」
私は布団から出て、衝立の奥の彼の元に行った。
「ねぇ…大地くん…起きてよぉ…」
私が彼の頬を突くと、彼からうっ!と声が聞こえた。
「寝たふりだなー?」
「バレたか…」
大地くんは布団から起き上がって、窓際の椅子に腰をかけた。
「月がきれいですね」
私は彼の向かい側の椅子に腰をかけ、月がきれいですね。と言った。
「もう一杯飲んじゃおうかな!」
私が冷蔵庫からお酒を出すと、呆れたように大地くんは笑った。
■朝になって起きる貴方。するとなんと【澤村 大地】が同じ布団に寝ていました!一体何故?
いつの間にか酔っ払って寝てしまったのか、目が覚めると私は布団の中にいた。しかも大地くんに腕枕されながら。
全然記憶がない。
けど、浴衣もちゃんと着てる。
「…う、んぅ…」
大地くんが目を覚ましたので、私は咄嗟に寝たフリをしてしまった。
彼は小さな声で私の名前を呼んだ。
もちろん私は寝たフリをしているので、反応はしなかった。
ゆっくり私の頭の下から腕を抜いて、彼は温泉に行ってしまった。
バクバクと揺れる心臓。
私は彼の残り香を嗅ぎながら、体を猫のように丸めて、心臓が落ち着くのを待った。
■目が覚めた貴方に謝る【澤村 大地】。御詫びに何か奢ってくれるらしいです!何がいい?
お風呂から帰ってきた彼がいきなり謝り出した。
「ん?何が?」
「その…覚えてます?昨日のこと…」
私が何のこと?と言うと、彼は慌てて何でもないです!と帰り支度を始めた。
旅館を出て、駅まで向かう道
「あの…何か奢らせてください」
どうして同じ布団で寝ていたのか。正直私は覚えていないけど、それを掘り返すのはどうなのだろう。実際何もなかったことくらい、自分の身体に聞けば分かった。
しかし、彼の中で何かをしないと気が済まないのだろうと察した。
私は素直に、ご馳走になります。と彼に答えた。
■【澤村 大地】と別れ、地元に帰ってきた貴方。一連の事を貴方が話したいと思われる方(複数可)に名前を指定して回して下さい。
フリー。
「終」
「何食べます?」
「今日はいいかな…?」
「えっ?」
「次のデートの時に奢ってほしいな」
大地くんは驚いた様子で私を見た。私がダメ?と聞くと、眉を下げていいですよ。と笑った。
私達は自然と手を繋ぎ、駅までの道を遠回りしながら帰った。
たは!
ピュアが売りの(笑)みゆver.で仕上げました!
もし、ツイッター上のみゆ仕様が読みたい方は別途送ります(笑)
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