作者プロフィール
日記
これからの社会

先ほど世界的に活躍されている方のお話を聞いて来ました、どうもよしいです。
「環境が人を変える」とはよく言いますが、世界規模で活躍されてる方は目線もワールドワイドですね。「これからの社会はどのように変遷し、また我々はどのように生きて行かなければならないか」というようなお話でした。
それを踏まえて、私なりに思う所があったので発信していきたいと思います。特に中高生に読んでいただきたいな。



この方に限らずなんですが、本なんかで「これからの社会はどう変わって行くか」と言われている内容は(私が見て来た限りは)だいたいこんな感じ。

「高度経済成長期に発達した技術によって、便利な世の中作り(例えば家電とか)は終わった。現代はインターネットの普及により、知識情報は全て個人がワンタッチで得られる世の中になった。これからはその知識情報をどのように活用し、新しい価値観を作って行けるかの時代である。」

現代部分の説明。
例えばあなたがオリジナルの椅子を、それも本格的なのを作りたくなったとします。
大昔だったら道具はどうするだの、図面はどうだの、個人でやるには大変だったと思います。でも今ならネットでポチッで、素材から道具から図面から組み立て方法のコツまで、全てが出来ちゃいますよね?
さらに言うと、出来上がった椅子を発信(売買)することだって出来ちゃう。店舗を持たなくても商売が成り立つ時代が今です。

個人レベルで何でも手に入る、何でも作れちゃう時代だから、これから大切なのは「今までにあった技術なのにオリジナル性のある、今までに無かった価値観を生み出せるか」というわけです。

新しい価値観って難しいので、実例を上げてみます。
個人的に思う「今までにあった技術の応用で新しい価値観を生み出したもの」の1つに、プロジェクションマッピングがあると思います。
私、あれの存在を初めて知った時「ただのプロジェクターじゃん」と思ったんですよ。でも規模を大きくしただけであんなに騒がれる程の価値観を生み出してるんです。技術的には昔からあったのに。それってすごくないですか?
(でもあれって建物等の凹凸を計算して、平面で見るのと変わらない綺麗な映像に見えるようにしてるんですってね。)
そういう、発想とかアイデアって言われるものを生み出せるか、形として発信していけるか、それがこれからの時代には大切な事というお話。



で、ここからが私流の意見で本題。



じゃあ「今ある情報を利用して新しい価値観を生み出す社会」を越えた、その次の社会って何だろうと考えたんです。
昔は現実世界を便利にしたかった、次はインターネットという仮想空間にあらゆる情報を詰め込んだ、そして今は仮想空間の情報を現実世界に応用しようとしている。じゃあ次は?

私は、現実世界からさらに個人に戻って、感情の時代が来るんじゃないかなーと思いました。

現代はすごく便利な社会になって、個人が何でも出来るようになって、私のような小娘でもこうやって小説や思想を世界中に発信する事が出来るようになりました。
でもそれによって、SNSでは「お前の考えおかしいよ!」と炎上が日常茶飯事、現実社会でも大人が小学生に声をかければ「不審者!捕まえろ!」と言われるような冷たい時代になりました。
「現代はコミュニケーションが大事」なんて言われてますけど、あれ嘘ですよね。だって最近びっくりしたんですけど、スーパーで無人レジが出来ましたよ?あれの何がコミュニケーションだと思いました。
ネットを介したコミュニケーションは発達してるかもしれませんけど、現実世界では一言も会話しなくても生きていける、個人が孤立した世の中。寂しくないですか?

だから私はこれから、人と人の面と向かったコミュニケーションが大事にされるような、それも個人の感情や思想を大事にして共有していくような、むしろ積極的に読み取って行くぐらいの社会が来るんじゃないかと思います。
「人の心を読み取るのってどうよ」という反論は今の所置いといて欲しいです。だって、例えば戦争してた頃って「個人の思想は弾圧!」というのが常識でしたけど、今は個人の思想をSNSで垂れ流しが常識ですよね?同じようにいつか「テレパシーとか当たり前」な時代が来るかもしれません。
そうなったら今度は哲学や心理学が流行するかもしれませんし、知識や情報ではなく個人の育った経験が重要になるかもしれませんね。
まぁ、私が個人的に心理学とかカウンセリングとか言うものに興味があるだけなんですが(笑)


どういう時代が来るかは分かりませんが、みなさんはどう思いますか?
私はとにかく「幸せである事を誰かが発信したら、周りも心から笑顔になってくれるような社会になってほしい」と切に願いつつ、そんな社会を目指して頑張る次第であります。

[関連ジャンル] 完全創作  [作成日] 2014-11-20 20:52:38

日記へのコメント

まだコメントはありません

スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp