無事、黒執事 Blood and a doll完結となりました。後書きがちょっとだけ時間を置いて朝方になってしまいましたがよければ眺めていって下さいね。
まず、一番のテーマはあくまで悪魔らしく、でした。悪魔であるセバスチャンが普通の人間と同じように誰かを愛することなんて出来るわけもないと思ったので、やはり手酷くを意識しておりました。
あとはオリキャラの存在感。濃く出てきましたが、契約の悪魔では契約者とは結ばれるわけないよっていうのをやりたかったので彼にいてもらいました。だから、逆にセバスチャンが契約したままだったら両想いなんてありえないんだよっていう遠回しの信号でした。
どうしても彼女の隣にいたくて、どんなに酷い行いだとしても夢主と契約を切ることを選んだセバスチャンなわけです。ただの二人になったからこその、両想いということで。
グレイは夢主のことを好きっていうか、玩具として所有したいってだけでした。独占欲のような? 愛でもなんでもない感じです。
一番攻撃的なタイプだと思っていたので、とにかく夢主に怪我ばっかさせていた彼でしたね……グレイファンの人すみませんでした。
あくまで私の中では、悪魔的に愛して手酷く愛してそしていずれ大事に愛することを知るって感じでした。で、あの最終話なわけです。
花言葉は個人的に好きで、それと共に花を贈るのが好きで書いてて楽しかったです。
クライヴは白薔薇を夢主に贈る感じでしたが、セバスチャンはずっと夢主には赤薔薇が似合うと思い続けそれを最後に贈ることとなります。
花が咲く頃には、本当の意味で彼女を幸せに出来る自分で愛したいって感じです。
いかがでしたでしょうか? 走り書きな後書きとなってしまいましたが、沢山書きたいことはあったものの伝えたいことはこれくらいかなと思ってここまでとさせて頂こうと思います。
一部原作の設定を使用させて頂いたりもしましたが、オリジナルで書くと難しいけどやっぱり面白くて私は満足です。
何より、黒執事ジャンルのランキングで一位にいさせて頂き本当に光栄でした。ありがとうございました。3万PVに過去最多数のしおりに拍手。本当に自己満であったにも関わらず、こんなにも嬉しいことはありません。本当にありがとうございました。
アンケートでばらしてしまっていますが、次の新作は決まっていますのでまたいずれすぐ皆様とはお会いできると思います。
次回作はヴァンパイア騎士マルチエンディング形式の小説です。アンケートの結果で、誰のルートが先に来るか決まります。今のところ枢が一番かな?
もう一度色々練り直して書き直して、無事に公開を迎えられたらと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
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