日記
…この、頑固な入道雲と話す時間は、
お師匠様ほどではないけど、気が抜ける。
言いたくないことも、言えなかったことも。
私が今思ってたことも、しっかり、ちゃんと
言えてしまう。
…昔は、それすら嫌だった時期も、あったけど。
正直、そんな私を、
誰かに見せたくも見られたくもなかった。
でも、
あの人なら、
いい。
…なんて、上から目線でそう思ってしまった。
あの人なら、
こんな私を見てもらってもいい。
…なんて、大層な思考を持ってしまった。
許されるのなら、
これからもこんな弱みを言ってしまいたい。
…なんて、そんな気恥しいことも思いながら。
これまで、誰からも与えられなかった。
いや、もらう資格もなかったのかもしれない。
そんなぬくもりを、”家族”なんてぬくもりを与えてくれる。
そんな贅沢が、私を変えたのかもしれない。
でも、そこに後悔はない。
貰えるものは貰っておく、去る者は追わず来る者は拒まず。
ああ、この時間が、本当に。
私が、私でいられる時間なのかな。
…でも、この時間が、もっと増えることを…
みんなの前でも、
こうなれる自分を、
私は目標にして、それを夢見てる。
___
更新しました。
取り急ぎ、つかの間の雑談という名の息抜き。
知らない人ばかりの空間で、
本音も、本心も言えず休まるわけもない。
そして、彼の思う彼女への兄弟心。
楽しんでいただけると、嬉しいです。
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