どうも、クロと茶です
今回は更新ではありませんが、雪の華は今日も天命を否定する 【アンデッドアンラック】で創作したパンサーバースの設定資料を纏めた小説を作成し、公開しました
このバースは上記作品のために創作しましたが、日記にも書きました通り、お気に召されましたら読者様にも創作に使用していただきたいと思い、作成しましたので、注意事項を一読して頂いた上で創作のお供に――
そしてここで、狩り人に関する補足を少し――
【狩り人の起源とされる伝承】
昔、豹の種しかいない世界に何の性別も持たない一般人の男が居た
この男は妻と娘に先立たれ、失意の内に崖に身を投げようとしていた
その時に聞こえた小さな声があった
今にも枯れ果てそうな小さな赤子の声だった
赤子が包まれていた布から少し見えたのは腕等、各所にある黒色の斑点である、そして片方の赤子の瞳は淡い青色であったことから男は両腕に抱いたこの赤子が雪豹と白豹であることをすぐに悟った
男はこの雪豹と白豹を自らの手で育てることを決意する
彼女達が将来、生涯を添い遂げることを誓った金豹と番い、幸せになる彼女の笑顔を夢見て――
しかし、悲劇が起こった
娘として大事に育ててきた雪豹と白豹が突如、突然、金豹の変異とされている黒豹に奪われてしまったのだ
自分が居て、みすみす奪われてしまうなんて――
黒豹に歯が立たなかった男は対抗出来る力を欲した
そこで目を付けたのが科学力だった
自らに刻まれた傷を使い、様々な検証し、男は黒豹に対抗するために研究員となり、長年研究に明け暮れた
黒豹に対する憎悪、嫌悪、恨みを込めて――
そこで完成したのが対黒豹用の遺伝子であった
男は完成した遺伝子を自分の身体に埋め込んだ
そして満を持して娘を黒豹から助け出そうと居場所を突き止めた男は乗り込んだ
しかし、手遅れだった――番となった筈の黒豹は既に娘の雪豹と白豹を殺していたのだ
男は膨れ上がった憎悪、恨みと共に黒豹を殺した後――自害した
娘達を奪った黒豹に対する怒りと憎悪と恨みと
そして娘達を護れなかった己の不甲斐なさと彼女達が幸せとなる世界を見届けられなかった悲しさを込めて
その魂は遺伝子となり受け継がれ、今日に至るまで狩り人の中に生き続けている――
という狩り人についての補足です、これは思い付きなので設定ではありませんが、この世界で狩り人が生まれた経緯として、載せました(彼らまたは彼女らは人工遺伝子設定なので)
より理解を深めていただき、少しでもパンサーバースの世界を楽しんでいただければ、と思います
では、本日はこれにて――
以上、クロと茶でした!
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