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日記
藤の花嫁 最新更新頁の数え歌について

最新更新ページまで読み進めてくださっている方々は深夜更新の数え歌をご覧になっていると思われます。

作中に説明を入れようかとも思ったのですが、思いついたものを検索しながら歌詞に盛り込んで作ったので、あとがきに説明を書く頃には忘れてしまいそうな作者です💦

↓↓↓()内が意味となります。


『一つお山のてっぺんに、二つの星が落ちてきて、
三匹の鬼がやってきた。



(山の山頂で二つの彗星を見た。吉凶を占う陰陽師を連れてくると三匹の鬼を見つけた)



酒は四升、桃は五つ。



(当時、酒と桃には結界等の呪具として使用されていました。酒瓶が四つに桃が五つ)



月が雲から顔出して、照らした泉に六匹蛙。

皆口々に歌い出す。



(蛙は水の清い場所にいるというイメージから、数と語呂合わせです。出来れば、蛙(かわず)と読んでいただきたい)



神楽舞う贄の娘の齢は七つ。



(神の贄に選ばれた娘は七歳。七つまでは神の内という伝承をもとに選びました)



神に召します、八つの音色。



(八つの音色は雅楽の編成から)



ことほぎ交わすは、帝の御前。



(九つを無理やりことほぎに変えました。当時の天皇の前で。)



十の灯篭、火は断つな。



(灯篭の火を絶やすな。暗がりから鬼が出るという不安を表しています)



鬼は眠りて、丑寅の、戻橋にて今帰りこん』



(鬼を無力化して都の北東『鬼門』に位置する一条戻橋まで鬼を返す。代わりに死んだ人間を生き返らせるという意味合いで締めくくりました)



興味のある方は一条戻橋の伝承をしらべてみましょう。


書くよりも調べるのに、時間を費やしてしまった哥帳李です( ̄▽ ̄;)



[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2024-06-11 23:44:23

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