月島軍曹は生きてることの方が辛いと思うんですよね
彼が生き残った事について、月鯉月推しの腐女子にすりすりしてるって意見を見たんですけど、そうではない派です
ほとんどの人が金塊を目の前に死亡して夢破れた(=辛い)ように、月島軍曹の夢は『鶴見劇場の観覧』と『鶴見中尉の右腕として死ぬ(=地獄行きの隣の席に座る)』だったと思うんですよね、それが破れた=生き残る⇒辛い、なのかなと
産まれたときから父親に愛されてなくて
母親は分からないけど、少なくとも回想にも出てこないので心の支えではないレベルで
周りの人も、人殺しの息子だって嫌って
産まれたときから愛も知らない状況で、でも初めて愛をくれたのがいご草ちゃん
彼女とささやかな幸せを夢見て戦争から帰ってきたら、死んでる(と思い込む)
髪の毛を手に入れて、綺麗な思い出と共に生きていこうかと思うも、鶴見中尉に取り上げられる
すり減りきった精神の中で唯一見つけた目標が、『鶴見劇場』
汚れ仕事は苦しかったけど、それでもこれまでの約30年間の中で二番目に夢に走れていた
(一番はいご草ちゃんとの結婚なので、日清戦争中)
一応中尉からも愛されてた?信頼されてたし
彼は死んでしまうと、幸せになってしまうんだと思います
あぁ、彼の右腕として愛されたまま鶴見劇場の一部になれたなって
まぁ最後まで見るって夢は叶えられないですけどね笑
それを取り上げられて、人生どん底
これからどう生きたら良いのかも分からず、ひたすら見つかるかも分からない鶴見中尉の死体を探す日々
いご草ちゃんしかり、江渡貝くぅんしかり、鶴見中尉しかり、基本的に月島軍曹は実直に人を愛せる人間だと思うので、自分が地獄に行くよりも、先立たれる方が辛いんじゃないかなぁ
で、彼は擁護できないレベルで腐れ仕事やってるんで、報いを受ける必要がある
だから生き残ったのかなって思います
菊田さん殺しの時の台詞も、「鶴見中尉殿の(地獄行き列車の)隣の席は私だ」って、完全にフリですよね
「俺、この戦争から帰ったらナンシーにプロポーズするんだ」のやつの逆バージョン
当時は絶対軍曹死ぬやん辛い(私が)って思ってたけども
そう思うと、まじで鯉登には感謝しかない
エビフライを奢らせてくれ、鯉登
月島軍曹も一緒にいこう、白米大盛で
夢小説でもやたら月島軍曹とご飯屋に行くのは、お腹いっぱい美味しいものを食べさせてあげたい私の願望が詰まっています
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