作者プロフィール
日記
ごちてみて、延ばせるのならそれはそれで。

どうでもいいな、この世界。

楽しいなとか多少思えることはあってもさ、

心からは笑ってなくて

上澄みの浅いところばっかだけで

生きてる方が楽だったんだよ。



ヘラヘラしてるって思われた方が

アイツいつでも適当じゃんって

飽きられた方が

なにかと都合が良かった


痛みなんて感じないですよ、

だっていつでものらりくらりしてるからねって

本来の姿から見たら誰だよってなるけど

安っぽい上着を被りながら

それでも歩みだけは止めなかったんだ。




でもね、そろそろキツい。

正直に言うときっつい。

諦めたくなる、明日を迎えることを。


青春時代も遠回りしたけど何とか過ごせたし、

社会人になってからもトラブル多かったけど

そこそこ全うできたんじゃないかと思う。



このままなにも考えずに沈みたい

意識を手放したいなって

楽になっていく人をまたひとり、またひとりと

見送っていくたびに

ああ、自分はまだしがみついてるんだって

思ってしまう。




リアルで埋められないから

絵や文字に頼るんだけど

こんな夜はそれでも足りない。

飢えてるんだな、って哀れんでもいいよ。

可哀想だね、下手くそなんだねって

気付いて馬鹿だって言って欲しい。



こんなふうに吐き出すだけで

まだ底じゃないなって思う自分は

散々見送って来た人たちよりも

きっと強いんだろう。


潔く手放せる彼ら彼女らが

少し、羨ましく思う。

半端な人はこんなところまでも

半端なんだ。




軋んでも軋んでも

どうかしたってやめられない。

執着してる自分に救いの手を

自ら出してみたら

ちょっとたけだけど

息を吐けた。




とりあえず、あと1日は

歩みを止めないで

どうでもいいな、この世界。って見下しながら

眺めてみるよ。

延ばしてみる、下書きを。

歩いてみる、その上を。

[関連ジャンル] 完全創作  [作成日] 2021-06-28 21:49:20

日記へのコメント

まだコメントはありません

スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp