今回の一件をまったく知らなかった私は、数日ぶりにサイトを開いて驚きました。

ランキングが変わってる？
もしかして退会されたのか？

慌てて皆さんの日記を辿って、事の顛末を知りました。

すでに皆さんが様々な想いを綴っていらっしゃるので、今さら私が何かを言うつもりはありません。
ただ、これだけは許してください。


スポーツや、芸術の世界には『殿堂』というものがあります。
某巨大ブログサイトにもありますね。

今回の件で、絶大な人気を誇った作者様は『殿堂入り』をなさったのです。
だから、これからどなたがランキング上位を占めようと、その方を超えることはできない。

単なる数字だけでは評価のできない場所に押し上げたのは、他でもない、心無い言葉でその方を追い詰めた人達。

残った人達はまた、単なる数字の変動に一喜一憂していればいい。

ただ忘れない方がいい。
上位を占めるほど実力のあった書き手が、過去には存在していたことを。

プロ野球選手が、長嶋茂雄の人気を超えられないように。
ロックバンドが、ビートルズの音楽を超えられないように。

引退して何年たっても輝き続けるパイオニア、それが殿堂入りです。


“非公開”となったことにこれだけ悲しんでいる人達がいる、それがその方への評価…

そして、それが書き手が求めるべきもの。


ランキングは変動しますが、
賞賛の心は変わりません。

その方へ届くかどうかはわかりませんが、
ここに大きな賞賛を送る書き手がひとり。

いつかまた何かの形でお目にかかる機会があることを願いつつ、この日記を締めたいと思います。

読んでくれてありがとう。