やっと、承久の乱一歩手前
第17章 『礫』公開できました。
礫……つぶて
小さな石でも、大きな波紋を広げる…という意味を込めて。
後鳥羽上皇の愛妾の利権を、突っぱねた北条義時に対して、親王将軍の却下。
小さな綻びが、都と鎌倉を巻き込んでの大騒動に発展する…そんな流れまでが収まっています。
そこで、今回 登場した三浦胤義について。
三浦義村(大河で山本耕史さんらしいです!)の弟になります。
9番目の男子で、役職名『検非違使判官』から
九郎判官と呼ばれたこの男……
名前からして、不吉極まりない(源義経と同じです)
鎌倉を裏切り、都方につきます。
史実では、義時憎しで上皇に付き
兄、義村に『勝ったら 鎌倉殿になれるぜ!こっちの仲間になれよ!』と手紙を送ります。
義村は、『は?馬鹿じゃね?』と その手紙を義時に見せるという……。
いろいろあって、後世
マヌケな男……みたいな扱いになってます。
……が、『たまゆらの日輪』では その説を取りませんでした。
歴女の妄想というのは、マトモな人には考えられないほど、訳の分からない方へ 突然舵を切るのです。
何故か……?
本当のことなんて分からないから、知っている情報から『あーだ、こーだ』と考えるのが 歴史の楽しみ方だからです。
次章『承久』
題名の通り、北条義時が朝敵となる承久の乱に突入します。
日本史上、朝廷を武力で倒した唯一の戦です。
そして、まだ1ページも書いてないw
この『承久』に、番外編で書いていた
『三浦の犬が弟を喰らう』を突っ込んで
承久①、承久②…位で収めたいと(-_-;)
その後は、北条義時の死→北条政子の死→三寅将軍
→いろいろあって
最終章 『たまゆら』になります。
たまゆら→玉響
『たまゆらに昨日の夕見しものを』
作中何度か登場する意味『ほんの少しの間』
ほんの少し………
あと200ページは下らないのでは?と 何かもう…諦めの境地。
……っていうか、日記って 2000文字書けるんだ
本文も、2000書ければ楽なのに。
話が逸れました
今年中に、たまゆら 完璧に終わらせ
放置中の『雨雲と曇天』にいきたいと思います。
それでは、気温も下がってきました
皆様、お身体にはお気を付けて。
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