こんばんは、多々良です|´-`)
蝶結び、修羅場が始まる五秒前✩.*˚……ですが、無性に読み物として面白い感じの日記を書きたくなった(読みたくなった)ので、妖通りと同じく蝶結びでも裏話を書いていこうと思います🍀
面白い作品でなく面白い日記。内容どうこうではなくて「日記って機能としてあるんだからみんなもっと利用しても良いんじゃない……?」「折角2000字あるんだから、みんな活用して色々発信しても良いんじゃ?」的な意味合いなんでお気になさらず。
今回のテーマは、第5章以降登場した都築太一、美緒夫婦についてです🍷
以下、やや本編ネタバレ・作者的時代解釈注意⚠
【太一と美緒について】
まず、太一についてですが……彼は''蝶々結び''の時から名前以外の設定がほぼ変わってません。そういう意味では作者泣かせでない優等生とも言えます。
そして動物で言えば、人懐っこい柴犬(もしくはレトリバー?)的な感じをイメージして性格等固めていきました。
好きなキャラなのですが、途中から自分が「従順で素直なキャラ」を書くのが苦手というのが発覚し。第8章は照れのあまり悶えながら書いてました(´-`).。oO
反対に、美緒は''蝶々結び''の時と全く違う性格になりました。
蝶々結びでは、和臣に「私は貴方と結ばれるはずだったのに」とけしかけたり、太一のことを愛してないと暗に言ったり……振り切って悪女でした←
さて。そんな彼女が如何にして今の性格に落ち着いたか。理由は2つあります。
①単に作者が悪女書くのがしんどかったため。
②明治時代という、不自由さを考慮したため。
……はい。①はそんままの意味ですので省略して、②について解説してこうと思います。
明治。現代と遠く離れたこの時代は、当然今のような自由さは無かったでしょう。
其の不自由さは、単に恋愛だけでなく、喋る内容にもあったのではないかと私は考えました。……与謝野晶子の「みだれ髪」で賛否両論巻き起こってるような時代なので。
和臣と再会するまでに何が起き、何を感じたか。美緒が彼に対し言いたいことは山ほどあったとしても、それを全て打ち明けることは叶わないだろうと思ったのです。
作中、美緒はこれまでの苦労を口にしなかった理由を「女の矜恃」と語っていますが、その後ろには「不自由な時代において、言いたくても言えなかった」という背景がある訳です。
ちなみに、''蝶結び''で彼女は「初戀に夢見る、大人になりきれない女性」となっておりますが、「面食い(イケメン好き?)」にするという案もありました。理由は、以前から面食いな女の子を書いてみたい願望があるからです←
しかし残念ながら、美緒についてはそういうキャラになりませんでした。面食い女子。また折を見て、書くのをトライしようと思います🍎( '-' 🍎 )
【二人の関係性・紅について】
作中にある通り、最初は美緒←太一という太一の片思い状態でしたが、最終的にきちんと両思いになれたというのがこの二人となります。
この2人の関係性において、キーワードとなるのは「赤と紅」。似てはいるけど厳密には違う二つの色です。作中、何方も人と人を結びつけるものとして登場します。
太一は美緒に紅を贈ったとありますが。それについて少し語っていこうと思います。
紅を贈る行為について調べてみると……「男性が好意を得る為、紅は贈り物に重宝されていた(Wikipedia要約)」、「紅を贈るとは''口を吸いたい''という意味」etcそんな濃ゆい話が沢山出てきます。
が。彼の場合、実はそういった深い意味合いは特段ありません。単に紅を切らした美緒に買ってあげた……そんな感じです。
というのも。気障ったらしい意味合いを含むよかそっちの方が彼らしいなと作者的には思っております(´-`).。oO
ちなみに、第8章終盤に登場する「夜半紅を分け合う仲」という表現が我ながらめちゃくちゃ気に入ってたり。最早これを言いたいがために紅のくだりを入れたと言っても過言では無い位です💗
余談ですが紅について調べてみて、自分も小町紅欲しいなと思ったんでそのうち買うかもしれません。紅を塗り重ねると玉虫色になるなんて、なんかもう気になりすぎて←
さて、今回語るのはここまでとさせていただきます。
他のキャラ達についても、裏話を日記にて順次公開していこうと思うので、本編と合わせてお楽しみいただければ幸いです💝
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