【シニア1年目の主人公競技プロについて】
※キャラクター名はデフォルトです。


SP：「剣の舞」　振付：藤枝 純
…ロシアの作曲家のプロを取り入れる事で、こっそりFSとのバランスも兼ねている。
マリンバ演奏によるアレンジ（イメージとしては今年引退した某女子選手の「シェヘラザード」）で、まだ16歳である礼之のイメージに合わせ、無理に背伸びをさせないよう振付師である純の配慮がなされている。

FS：「フィンランディア」　振付：藤枝 純
…スオミとのハーフである礼之が、ジュニア時代からずっとやりたかったプロだが、当然ながらロシア大会では色々な事情に翻弄されてしまった。
多分、実際の競技会だとEX以外にはあまり歓迎されないんじゃないだろうか、と；
（礼之自身は「僕は、フィンランドが大好きな日本人」と公言している）

EX：「踊るリッツの夜」
…フレッド・アステアのタップダンスを模して、リンクではちゃんとシルクハットとステッキを小道具に用いている。
未だ成長期段階であまり長身でない礼之だが、自分と同じく決して体格には恵まれていないが、スーツをお洒落に着こなし華麗なダンスを披露するアステアに、とてもシンパシーを覚えたらしい。

EX：「Lips are Unhappy」　振付：藤枝 純
…GPS日本大会でのみ披露されたEX。
ユリオとの事故チュー()を通じて、自分が彼に対する想いを表現する意味も含めてオフ中に純と遊びで作っていたこのプロを急遽引っ張り出し、当日のEXで披露する旨を純に懇願した。
レトロポップな感じもするけど、この曲がリリースされたのは2006年。
歌詞にある「My Lips…（大人の都合で省略）……without You」が、礼之のユリオに対する率直な想い。
ちなみに純が早朝に礼之と秘密裏に練習に用いたリンクは、現役最後の全日本で勇利と『SAYURI』を作ったのと同じ場所。

純は、彼らの他にとんでもない大物スケーターを連れてきた事もあるのだが、それはまた別の話。