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毎日更新はしてますが、日記ではお久しぶりです!
姫様方いかがお過ごしでしょうか?
本日UPした恋物語での「黒胡椒」のエピソードですが、丁度朝お弁当作っている時に思いついた、プロットの中に無いお話でした。
政宗と信長が同盟を組む前のお話になってるので、どうやって同盟まで持ってこうかってずーーーっと考えてたんですよ。
んで、ベーコンに塩胡椒振ってる時にこのお話がふわっ!と降ってきたので、速攻お弁当作り終わったら書きました(笑)
んで、ですよ。
この黒胡椒、金より値打ちあるって話は曲解でして、実は金1gに対して黒胡椒はどれくらいの重さで売られたかが本当の所らしいです。
日ノ本まで流れてきた噂は、間を端折った物だったんですかねぇ~。
それとも南蛮の商人が、胡椒を少しでも高く売る為に吹聴したんですかね~。
その当時日本ではあまり胡椒を重用していなかった為、案外安く売り買いされてたらしいです。
そうは言っても一般庶民の口に届くまで安くはなかったでしょうけどね。
兎にも角にも、胡椒の歴史をたどると平安時代よりも前に遡ります。
古代インドでは大事な輸出品だったこのコショウ。
英語で今でもペッパーと呼ばれてますよね。
元々はヒハツ(ロングペッパーと呼ばれていた)という植物の事を言ったそうです。このヒハツの実も刺激的な香辛料だったらしくて黒コショウよりも辛みが強かったと言われています。この長コショウよりも栽培しやすく安価にできると言う事で黒コショウが出回り、インドの大事な収入源になったわけですね。
その後中国に渡りペッパーから胡椒と名を変え、日本に来たわけです。
その時代は大体西暦750年頃。
奈良時代まで遡ります。
そんな前から胡椒は日本に来てたのかぁ・・・。
この頃の胡椒は調味料に使用されていたのではなく『生薬』として使われていました。
その後、平安時代になってやっと調味料として使われるようになったんですね。
うどんに入れてたって話も。
え?ちょと待て。
うどんは七味唐辛子やろ、普通。
そこで、同じ辛みを与える調味料の唐辛子も調べてしまった私。
てっきりね、中国から渡ってきたのであれば、当然『唐辛子』の方が先に日本に来てたと思っていた私。
大間違いでした!
唐辛子の唐って中国の事じゃねぇのかよ!!って思ってた私!!
でも違うんです。
この唐と言う字の意味は「大陸」=「唐土」という意味らしいです。一説では。
唐辛子ってその昔は南蛮辛子って呼ばれてたんですね。
更に驚いたのが唐辛子が来たのは正に戦国時代真っ只中の1542年頃。
しかも、献上された先が『大友宗麟』!!
日本で初めて唐辛子見た人は宗麟だった~~~!!
この胡椒の話書いた後に唐辛子の事調べて運命だって思っちゃった!!!
だって今包囲網で大友宗麟の話書いてるから!!
歴史ってこういう発見あるから面白い。
ちなみに、信長が胡椒を南蛮の商人から献上された事とか、政宗が胡椒にびっくりした事とか、信長が試験的に民に胡椒を与えたとか、全くのフィクションです。
いわゆる歴史のねつ造です、すいません!(笑)
まぁ、物語としてもし政宗なら胡椒の味に感動するだろうなぁって思って書いてみただけなんです。
ベーコンに胡椒振ってただけでここまで話が膨らむとは夢にも思わなんだ(笑)
辛いのは好きですけど、今まで漠然と摂取してたこの調味料達。
今後はあり難く使わせていただきます。
先人達よ!ありがとう!
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