「私は作品の感想を書いたつもりだったけど、この使い方は間違っているの?」
そんな意見を複数いただいたので、ちょっと私見を書きますね。
確かにレビューとは、その作品について感想を書く場所です。
ですが、「何のために」感想を書くのでしょうか。
その感想は、「誰に」伝えるものですか?
感想を伝えるべき相手は「作者」なのか「読者」なのか。
一口に「感想を書く」といっても、なにやら解釈にズレが生じてしまっている気がします。
そもそも、レビューを使って、感想を伝えるべき相手は「他の読者」です。
個人的に、レビューというものは、
・他の人の書いた感想を参考に、読みたいと思えるような、面白そうな作品を探すためのもの
・自分が面白いと思った作品が、どういう風に面白かったのか、どんな人にお勧めしたいのかと紹介するところ
というのが、個人的な見解です。
つまり、「面白い作品を探している読者」に「これがどんな作品かを伝えるため」感想を書くところ。
しかし悲しいことに、現状では「作者」に「自分の意見を伝えるため」にレビューを書いている人が多い。
メッセージ機能や専用掲示板があるのにもかかわらず。
LINEで言えば、せっかく個別チャットができる状況にもかかわらず、わざわざタイムラインで会話をしているようなものです。
もっと極端なたとえをすれば、図書館で、好きな人についての愛を大声で叫んでいるようなものです。
それ、わざわざ知らない人にまで聞かせる必要がある内容なんでしょうか?
無関係の周囲からしたら、ただの迷惑でしかありませんよ。
さて。
読者の皆様は、「何のために、誰のために」レビューを書いているのでしょうか。
これを機会に、よく考えてみてくださいね。
日記へのコメント
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