2016年も残すところあと僅か。
本当はいつものように日記にてお世話になっている皆様へご挨拶をするつもりでしたが、ふと思いました。

いつも自分のことばかり書いているけれど、執筆活動の場を無料で提供してくださる『dream novel』様にきちんとお礼を申し上げたことがない。

せめて一年の締めくくりの日くらい、日ごろの感謝を伝えてもいいのでは。

そこで今年最後の日記は、ドリノベ様と日ごろお世話になっている皆様へお手紙を書くことにしました。


拝啓


昨年12月31日の日記で、私はこう綴りました。


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「ありがとう」


来年の今日もまた、同じ言葉を伝えていられるように・・・


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あれから一年。
変わらず、私達に大好きな夢小説を書く場、そして読む場を与えてくださってありがとうございます。

ここにはたくさんの素晴らしい書き手様がいらっしゃいます。

そして、書き手を支えてくださるたくさんの温かい読み手様がいらっしゃいます。

夢小説を通して人と人が出会う場を与えてくださるドリノベ様には本当に感謝しかありません。

この一年、新たな出会いもあれば、別れもありました。
ユーザー同士で争う悲しい場面もありました。

それでも・・・

ドリノベは常に書き手に“表現の場”を、読み手に“夢見る場”を与えてくださりました。

それは決して容易いことではなく、また“当然”のことでもないように思います。


ありがとう。


私は人見知りなので、陰ながら応援していた方が去る時「さようなら」が言えませんでした。
逆に、これから応援したいと思う方が現れた時も「頑張ってください」が言えませんでした。

「初めまして」を言うキッカケを掴むのがとにかく苦手なのです。

そんな私でも自分を表現することができるドリノベは、とても温かく、優しい場所だと思います。

それはひとえに、運営者様とユーザー様達のおかげだと思っております。


少しだけ自分のことをお話しさせていただけるとしたら、この一年で変わりつつあることがあります。
それは、だんだんと文章が書けなくなってきているということ。

今こうして書いているお手紙も、言葉を辞書で調べ、文章を口に出して読まないと不安で仕方ありません。
文才や文章力を語る以前に、日本語を忘れつつある。
こう書くと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私は常に怯えながら小説を書いています。

日本でほとんど教育を受けたことがなく、海外暮らしをしている人間の宿命なのかもしれませんが・・・

話が面白くないと思われることよりも、文章が下手くそだと思われることよりも。

「書いている話も、文章も、理解できない」と思われることが何よりも怖い。

だから今は、去年よりも強く願っています。


「ありがとう」


来年の今日もまた、同じ言葉を伝えていられるように・・・


ドリノベ様。
私と絡んでくださる方々。
私と絡んでないけれど名前くらいは知っているぞという方々。
Nina？　誰それ？　な方々も（笑）

今年一年、本当にどうもありがとうございました。
2017年もどうかよろしくお願いいたします。


敬具


2016年12月31日

Nina