前回の続きです!
ここではドリフターズのサンジェルミ伯爵のモデルとなった人物、サンジェルマン伯爵について説明します。
全てネットで集めた情報なので、誤っているところもあるかもしれません。
だいたいこんな感じなのかー、と知っていただければ幸いです。
□伯爵のモデルとなったサンジェルマン伯爵
18世紀のヨーロッパを中心に活動したと伝えられている人。
礼儀正しく洗練された人物だったと伝えられているが謎が多い。
□いろいろチート
語学⇒ギリシア語、ラテン語、サンスクリット語、アラビア語、中国語に加えて仏・独・英・伊・葡・西の数か国語に堪能であったと言われる
錬金術師⇒宝石を作り出したり、ダイヤについた傷を消した
音楽家⇒作曲家兼バイオリニスト。発明されて間もないピアノも弾きこなす
画家⇒本職の画家が教えを請うレベル。
博識⇒紀元前の話(キリストやアレクサンドロス王)の話を実際に見てきたように詳細に語ることができた。
その時代には発明されていないはずの飛行機や蒸気機関車について語ったとも言われている。
□不老
伯爵の一番古い記録は1710年、とある作曲家によるもの。
「50歳ぐらいに見えたが、あるいはもっと若いかも知れないし、逆にもっともっと年をとっているのかも知れない。」と残している。
それから40年後のパリ社交界に突如現れるも、40~50歳の容姿のままだったらしい。
とある夫人が一度会ってから40年後に再会したサンジェルマン伯爵を、全く年を取っていない様に見えたと語った。
このほかにもサンジェルマンは年を取らないという話がいくつも残ってる。
不老不死の秘薬を飲んでいたとの噂も有り、食事を全くとらなかったらしい。
□フランス革命と彼の死
フランス革命で有名なルイ16世の父、ルイ15世の時代。
国王から厚い信頼を寄せられ、王の城に個室を貰い政治・経済の事まで相談されるようになったサンジェルマン伯爵。
それを快く思わない大臣の陰謀で、伯爵はフランスを追放されてしまう。
ルイ15世が亡くなりルイ16世が即位したころ、ふらりとフランスに戻ってきた伯爵(全然老けてない)は国王と王妃であるマリー・アントワネットに政治を正さないと革命が起こると警告をしました。
何度も何度も警告したにも関わらず、聞き入れられることはなく、それどころか反逆罪で伯爵は手配されてしまいました。
しかし捕まることはなく、伯爵はフランスから消えました。
彼はその後1784年に病死し、遺体は教会に埋葬されたとされていますが、その5年後マリー・アントワネットに伯爵から手紙が届きます。
フランス革命直前の最後の警告だったが、死んだ人間からの手紙を気味悪がった王妃は捨ててしまったと。
そして死んだとされる1784年以降にも、伯爵の記録はいくつも残っています。
ホントこの人なんなの。
□伯爵の正体って結局なんなの?
ただの詐欺師だとか、サンジェルマンと名乗る人間が何人もいただとかいろいろ説はありますが、私szkcが信じたいロマンあふれる説は……
先天的に不死のDNAを持った人説です。
生物の染色体にはテロメアという部分があり、細胞分裂によりそれは少しずつすり減っていきます。
通常の人間は棒状のテロメアを持っている為、細胞分裂の回数に限界があります。これが寿命です。
ただ突然変異で環状(輪っか)のテロメアを持つ人がいるらしいのです。
確率的にはそんな人間が今までに5人は生まれているというので、その一人が伯爵だったんじゃないかな、と考えております。
□最後に
それでは、長々と書いたオカルトチック自己満足の日記を最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
夢小説の方も前回のお話のオマケのようなものを1ページだけ更新致しましたと、ちょっくらお知らせさせていただきます。
これからも、登場人物増えたら説明していきますね!
それでは。
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