日記私はずっと小説を見るだけだったのですが、
台本書きだったり、話の意図がつかめなかったり、
途中で更新が止まっていたりと、
なかなか満足できる作品はありませんでした。
そこで私は、自分で作品を作ろうと思ったのです。
なんだ、簡単なことじゃないか。
私はさっそく小説を作ってみました。
しかし、これがいかに大変なことか。
文章の組み立てに時間がかかってしまいます。
さらには、人物が置かれている場面をどうやって
文章に表すのか、また、ストーリーの展開
をどうするのか……
私の小説は想像と違って
なかなか進みませんでした。
そのうち私は考えることが面倒になり、
数週間ものあいだ小説を放置したあげく、
のちにその小説を消したのでした。
私が思ったのは、「見る」と「書く」とは
全くの別物だということです。
たとえ頭で想像できても、いざ文章にすると、
言葉を選び、具体的にしなくてはなりません。
頭で大まかに作られたイメージを、はっきりとさせる。
これが難しいのです。
例えるなら、映像のデータを送られたテレビが、
画面に写すために映像のデータをどう変換
すればいいのかが分からない、
そんな感じです。
そう考えると、とうに100ページを超える小説や、
常に番付でトップにある小説が、
とても遠い存在のように思えました。
何気なく私が読んでいた裏で、
作者は頭を悩ませているのかも知れない。
今日も私は小説を読みながら想像します。
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