【ねんどろ兵長~やってきた編~】
ドリノベお友達とねんどろ兵長の可愛さを話していてとうとう指が動き出してしまった。
再販された時に注文して届いたその日から妄想が爆発して仕方なかったんですけど( ´⚰︎` )♡
あー、本当に可愛い←
お掃除のやつも再販されないかな_:(´ཀ`」 ∠):
↓というもんもんが引き起こしたリタまるの痛い痛い痛い妄想劇です↓
トキメキもキュンもクソもない
※とにかく閲覧注意です※
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掌に収まるサイズ感。
2.5頭身。
ふっくらとした頬。
アニメや漫画で見る威圧的な視線は何処へやら。眉間には、彼の特徴である溝は一本もない。
緩やかなカーブを描く眉が、なんとも穏やかそうな表情を作り出していた。
小さな手
短い足
そして刈り上げ。
「やばい、本当に可愛い、可愛すぎる、やばい、」
マントを羽織らせて、ブレードを逆さに持たせて。
「この辺に座らせておこう」
ねんどろいどリヴァイが腰掛けさせられたのは、同じくリヴァイのフィギュアが所狭しと並べられた棚の上。
目つきの悪いフィギュアが並ぶ中、一際プリティーさを煌めかせている。
「はあ、可愛い。あ、他の兵長の皆様は今日もイケメンです!」
部屋の一角。単行本。別マガの進撃の付録やアニメ雑誌の付録のリヴァイのポスター。キーホルダーに缶バッジ。見つけたら手にしてレジへと向かってしまうため、日に日に進撃コーナーは賑わっていく。
「目の保養ー、」
世の中でリヴァイ兵長に魅せられ、アニメのキャラにここまでハマった事などない、と思う人も多いんじゃないかと思う。現に私がそうなのだから。
仕事から帰ってきて、未配達の用紙を見た瞬間、速攻で電話。
疲れていた身体は一気に活気を取り戻した。
望んでいた物が手に入れば次も欲しくなる。
「ただ、お掃除バージョンのツンってした顔も可愛いんだよなあ。再販されないかなあ…」
ねんどろリヴァイの柔らかそうに見えてしっかりと硬い頬を突きながら叶わぬ願いを唱えた。
「兵長が動きだしてくれれば、色んな表情見れていいんだけど」
部屋の電気を消灯しベッドへと潜り込む。
再販されたときにお財布事情なんて気にしなくてもお迎えできるように貯金しよう。
「夢の中くらい、兵長出てきてくださいねー」
その独り言を最後に彼女は兵長が出演してくれるかもしれない夢の中へと旅立った。
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「おい、おい!おきろ!」
あれ、兵長の目覚まし音声なんてあったっけ。
まだ夢見心地のゆるい頭が導き出す。今日は休日だ。もう少し寝ていたい。
「さっさとおきろ!グズやろう!」
あれば売れるだろうけど、こんな暴力的な音声を売り出したりするのだろうか。もう少し囁くように…お願いします、
「!?」
掛け布団を剥ぎ上半身を勢いよく起こした。
音声の元へとぼやける視界を擦りながら向ける。
棚の上。
沢山の兵長が並ぶ一番端。
昨日座らせたはずのねんどろいどリヴァイが仁王立ちをしている。
逆手に持たせたはずのブレードをこちらに向けてきてもいる。
「これは いったい どういう ジョウキョウだ?!」
「!?!?」
そんなわけないない。
動けばいいと思ってはいたけど、現実にそんなことがあるわけない。
「そっか、私まだ寝てるんだ」
「あ?しゃべっただと、チセイのあるキョジンか…」
「兵長、私の夢に出てきてくれてありがとう!また、お願いしますね?おやすみなさい」
「おい!」
一瞬でもねんどろ兵長が動く姿を見れた。なんていい夢だったんだろう。
まだ、おいおい!と叫んでいる気もするけど…
安らかにもう一度眠りにつこうと布団に潜り込んだそのとき、
「痛ぁ!!」
頬に感じる何かがめり込むような痛み。
また起き上がることになってしまったせっかくの休日。
「、!ヤイバが とおらねえ…」
痛い?夢なのに痛い?
いや、夢じゃない?!
「えぇえええ!!!」
「うるせえ!さけぶな!メガタみてえに てめえを くわせるつもりか…!!!」
布団の上でブレードを持った手で耳を塞ぎながら怒号を吐く兵長をこの手に握りしめた。フィギュア特有の固さではなくちゃんと人肌。少し重くなった気もする。
「い、生きてるぅ…!」
「はなせ!!…おい、」
掴まれたことで冷静になったのか、私の頭のてっぺんからお腹辺りまでを見た兵長からの質問。
「…てめえ なんメートルキュウだ…?」
「えっと、大体1.6㍍級です!」
「……あ?」
終
〔楽しかった!←〕
〔お付き合いありがとうございました^o^ 〕
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