第3章 創世の秘宝
ガヤガヤ....ザワザワ
TVの音だろうか。五月蝿い....
「ふぁぁぁぁ。鈴?起きてんのか??」
TVの前に座っている金髪の少女は鏡音鈴。俺の双子の姉。
ちなみに俺は鏡音蓮。双子の弟。
「ええ。見てこれ♡」
ニコニコしながら鈴がこっちを向いた。
鈴は元々の顔が整っている。笑顔で振り向きながらこっちを向かれると思わず目を逸らしてしまう。
「創世の秘宝....?なんだそれ?」
「知らないの?馬鹿ねぇ。逆凪達郎(さかなぎたつろう)って知ってるわよね??そいつが創世の秘宝(太陽のルビー・月のサファイアを美術館に出品するの。もう、わかるわよね?」
....げ ....この流れは
「わかった....盗めばいいんだろ??」
「よくおわかりで(*^^*)だって貴方は」
言わせんなっての
「あたしの、従順な下僕だろ??」
「正解。」
闇を駆け抜けた。
美術館まで建物をつたっていった。
予告状を出してみた。見事に引っかかった
今宵....創世の秘宝をいただきに参ります。
怪盗ピーター&ジェニィฅ•ω•ฅ