• テキストサイズ

俺の人生〜復讐の妹〜

第5章 受験の魔の手


俺は浮かれ過ぎて大変なことに気がつかなかった。

俺、受験生じゃん‼︎

そう…俺は受験生なのである。
そして妹もだ。

だが、妹は成績優秀、すでに、高校は推薦で進むことが決まっていた。

くそっ。俺だけかよ…。

こんなことを考えながら、
ノートに書き込みをしていく。

カリカリ…ガタッ!

静かな部屋にシャーペンの音が響く中、廊下で物音がする。
正直、勉強に気を入れすぎて、
イライラしていたこともあり、
息抜きでもしようと思った。
3日ほど妹とも話していなかった。

この物音は妹の部屋からするようだ。

ん?何やってんだ?
部屋は真っ暗じゃないか。
ドアの隙間から、部屋の様子がうかがえる。

…⁉︎

俺は倒れそうになった。

妹の部屋には、妹ともう一人誰かがいた。よく目を凝らしてみると、俺の友達の山本だった。

そう、今、山本が妹をベットに押し倒して、キスをしているのだ…。
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp