第2章 僕らのひかり
ふぅ。やっと片付けおわったよ。やれやれ
あのすごく美人さんの白河さんに寮まで案内していただいて、やっと寮まで到着。
要領の悪い私が頑張って片付け終わったの夜中。
彩「明後日から学校かぁ。」
バタンと背を伸ばしながらカーペットに寝転んだ。
片付けの疲れか、軽く目を閉じると深い眠りについた。
「ねぇ~お母さんみて?」
あれ?これ小さい頃のわたしだ。
小さい彩は一枚の落書きを
隣のあたたかい女性にみせていた。
「ん?彩はほんとに上手ねー。お母さんに似たのかしら。」
幼い彩の頭を撫でながら、笑顔を向ける人。
おかあさん・・・
おかあさん・・・
時々こういった夢をみる。別に嫌ではないけど、いろいろ思い出してしまうから辛かったりもする。
あぁ・・・・おかあさん。
ピーンポンピーンポン