第6章 暗闇の青
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バタバタ
彩は急いでいた。
走る足をとめて靴箱に到着した。
はぁ、はぁ、あぁ今日は寝坊しちゃいました。
昨日慌ててお買い物して、
お隣さんに挨拶して疲れたのかな・・・
隣の晃くんはいたけど他の上と下、隣も留守だったから、今日もう一度いってみよ。
やっと靴箱をあけて靴を履き替えようとしたところ・・・
「うぅ・・・・」
え?なんか今変な音きこえた。
「・・・た・・・す・・・」
たす?なんだろ
彩は学校にいかなきゃいけないことも
わすれ、声の聞こえるところへ向かう。
声のきこえるところは
校舎の後ろにある小さな小屋
近づくと
『立てよ!おらぁ』
え?!何がおきてるんですか?
彩は怖いと思いながらも
訳も分からず足をはやめた