第18章 わたしのかたち
会場中に響きあう声
「すごいね!あの迫力は青木くんからは想像できなかったしね!
」
「先輩たちもいつも以上に輝いてたけどね!」
様々な意見が響いていた。
悟、晃は涙を流していたが悲しいというよりはやりきったというような姿であった二人を両肩で支える笑顔の洋。
「お前らよくやった!!!よし、悟もそれでいて俺の相棒だ。」
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「それじゃ青木くんコメントをどうぞ」
『はい・・・えっとぐすん。』
はなしだそうとすると実感がわいて泣き出しそうになるのを必死にこらえる静。
少し間のあいたとき
「しずかくんーーーーーーーーーーー!最後にかっこいいこといってね!!私もいるからね!はぁ・・・・はぁ」
どこからともなく声がきこえ、ピンと気付く静
両手を振っている女の子
これって#NAME1#さん?!
きているの・・?
「うん・・・・
本当に今までたくさんの方に支えられて、僕はここまでのステージに上がれる自信をつけることができました。このようなステージで僕を輝かせてくれたのは紛れもない彩さんなんです。この方と出会えて、自分を変えることができました。感謝しきれません・・・
そして、最後ですが少し時間をいただいて
今目の前にいる彩さんのために
一曲歌わせてください!
エスポワール」