第17章 ふかい闇
------------------喫茶店オアシス
「悟さん!私やる気でてきましたー!お互い頑張りましょう♪
ん・・・・さとるさん?!」
「そうだね彩ちゃん、いい子いい子」
悟は目の前で無邪気に喜ぶ彩の頭をなでた
「////」
バシっ
「いった!」
すると見つめあう二人をさえぎるように、悟の頭をメニューでたたく瑠依がいた
「兄貴!!!おい!
ここはいちゃつく場所じゃないから、いい加減にしろよ!仕事来ないと思ったらいちゃいちゃしやがって、しかも彩ちゃんとだし!認めないぞ!」
「ふ・・・ふふ」
ほほえましい雰囲気に彩は笑った
-------------ピロンピロン♪
「あっ、静香君。」
-------------彩へ
僕最終の打ち合わせしたくって、やっぱり僕だけの考えじゃうまくいかなくって・・・
彩さん来れないかな?いまから学校。
------------静
「静君も私とおんなじこと思ってたんだね・・・いかなくちゃ!
悟さん、瑠依くん!私、もう行きますね。学校で練習してきます!」
「あ、彩ちゃん!そうそう、このプリン喫茶店の試作品なんだけどもっていって?静君にもよろしくね♪」
悟から渡されたプリンの箱をもって、オアシスを出るのであった。