第7章 辛すぎる恋
ゆきside
翔:「…落ち着いた?」
ゆき:「…うん。」
翔にぃに、支えながら、
自分の病室に戻った。
翔:「…潤くんもさ、お前のこと好きなのか?」
ゆき:「…分かんない…」
翔:「…そっか。」
ゆき:「…私は、好き…大好き…会ったばっかりで、彼のことなにも知らないけど…好きになったんだよね…」
翔:「…そっか。そんなに、好きなのか…」
ゆき:「…だから、告白する…」
翔:「…でも、彼は…」
ゆき:「いいの…このまま伝えない方が辛いから。」
翔:「…そっか。頑張れ。にぃちゃん、応援してる。そいつがどんなヤツか知らないけど、きっと、お前が惚れるくらいだから、いい男なんだろ。」
ゆき:「翔にぃ、パパみたい(笑)」
翔:「まぁ、親父いないから、父親みたいなものだよ。」
ゆき:「…ありがとう。翔にぃ大好き。」
明日、彼に、想いを伝える。